女勇者「魔王様と過ごす一日」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:11:43.84 ID:IwLBAApgO
人間界から隔てられ、遥か遠くに存在する魔の居城

人間の誰もが恐るる魔界の最奥に位置する巨大な禍々しきシルエットを毒のような魔界の瘴気が包み込み、おどろおどろしい雰囲気を放っている

病的なまでに青白く、歪に膨れ上がった月が睨めつける(ねめつける)空の下、女性の嬌声が響く

魔王城の高みの一室

魔王以外入ることを許されぬその部屋にて、人間の少女と怪物とが身体を重ねている


2:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:12:10.48 ID:IwLBAApgO
その少女は女勇者。かつて英雄と呼ばれ、人間に希望の徒として全てを託され期待されていた存在

相手の怪物は魔王。人間の最大の敵であり、誰もが恐れ、忌避した最悪にして災厄の存在


以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:13:18.71 ID:IwLBAApgO


魔界の新鮮な空気を肺一杯に吸い込みます

魔力に満ち、人間世界とは全く違ったその美味しい空気
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:15:28.69 ID:IwLBAApgO
私の一日はここから始まります

この雄々しく脈打つ赤黒い男根を口に含み、唾液を絡めて上下に扱きます

強い匂いと濃い味に頭がくらくらし、発情してしまいそうになりますがなんとか抑えます
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:16:58.98 ID:IwLBAApgO
不意に頭を撫でられます。魔王様が起きたようです


魔王「上手になったな。えらいぞ」

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:18:14.26 ID:IwLBAApgO
軽い朝食を終えまして今は会議の時間です


「アイリム公国は既にライガ隊が制圧を完了したとのことで」

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage]
2016/07/09(土) 20:24:57.96 ID:S1XKRp8KO
男勇者と女魔王ばかりだったからな
こういうの待ってた期待


8:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:26:48.81 ID:IwLBAApgO
魔王「では。おいで、女勇者」

結局は行くことになりました。そうと決まったならば私は従うのみです


以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:29:11.08 ID:IwLBAApgO
眼下に人間が群れているのが見えます

一掃してしまいたい気持ちを抑えつつも色々思いを巡らせていました

私は何故連れて来られたのでしょう
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:30:53.83 ID:IwLBAApgO
魔王「では、案内してもらおうか」

兵士「は、こちらです」


以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:32:06.78 ID:IwLBAApgO
女勇者「ひぃっ…」


私の心の臓腑を掻き立てるようなおぞましい恐怖が襲い掛かってきました

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:41:43.53 ID:IwLBAApgO
王座の間


王「お、女勇者…様」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:43:39.74 ID:IwLBAApgO
魔王「無論」



魔王「嘘だ」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:53:19.76 ID:IwLBAApgO
女勇者「安心してください。貴方が私と同類だなんて言ったりはしません。貴方は人間のことを‥少なくともこの国の人間のことを思って行動した。そうですよね?」

女勇者「でも私は違います。魔王様に惚れ、仕えたいと、求められたいと思ったのです。保身よりも下劣な…敵に溺れ、性的快感に溺れ…」

女勇者「仕方ないじゃありませんか。愛は何にすらも勝るのです。大義も正義も善も悪も敵も味方もありません」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 20:59:25.44 ID:IwLBAApgO
魔王「ふ、本人の前で愛だのなんだのと語ってくれるな。こそばゆい」ナデナデ

女勇者「す、すいませんでした…」


以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 21:14:07.42 ID:IwLBAApgO
剣を振り上げます

かつて女神の業物、光の宝剣と謳われたこれは既に闇の瘴気に毒されきって禍々しく、毒々しく変化しています

使用者の心をも反映するとも聞いたことがありますがこれはきっとデマでしょう。愛がこんなに毒々しいわけはありません
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 21:21:05.92 ID:IwLBAApgO
地面から溢れる闇の瘴気が天までをも浸食し、全てを魔へ変えていく

ああ…この空間のなんと心地好い事か


以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 21:36:17.72 ID:IwLBAApgO
さて、奴隷どもを運ぶのは後からやってくる魔物の一団に任せて私たちは帰ります

人間界へのお出かけはすぐ終わりました

帰ったら奴隷たちの様子でも見に行く予定です


19:名無しNIPPER[sage]
2016/07/09(土) 21:50:38.23 ID:5oOgAVJIO
光が闇に堕ちるって、なんかエロいよね


20:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 22:15:58.18 ID:IwLBAApgO
今は魔王様と奴隷たちの様子を見ているところです

ここは種付小屋とでも言っておきましょうか

人間の遺伝子に魔物の遺伝子を配合した兵士を作るための施設です
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 22:41:01.15 ID:IwLBAApgO
「女勇者!女勇者なのか!」

女勇者「おや、貴女は…女戦士さん」

女戦士「良かった…お前は無事で…」
以下略 AAS



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