咲「和ちゃんが男子になっていまいました」
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67:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 16:05:03.82 ID:IF7t6qkEO
スーツ姿に短髪、眼鏡を掛けている冴えない温厚な顔。
咲「あっ……おかえり、お父さん…」ギロッ
和♂「お父様!?」ビクッ
68:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 16:08:04.74 ID:IF7t6qkEO
そんな吠える私を持ち前の緩い顔で躱し、お父さんは申し訳なさそうに笑う。
界「なんだ違うのか。咲がうちに男子を連れてくるなんて初めてだから、ついな…」
69:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 16:15:48.69 ID:IF7t6qkEO
界「あーあ。笑った、笑った」
ひとしきり笑ったお父さんは、カバンから鍵を出しドアを開ける。
70:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 16:19:06.38 ID:IF7t6qkEO
―Side 和―
ドアをくぐり中に入ると、そこは咲さんのにおいがした。
71:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 16:21:20.17 ID:IF7t6qkEO
和♂(なんでしょうか…)ポー
この家全体に甘い空気が漂ってる気がする。
72:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 16:30:21.18 ID:IF7t6qkEO
ーー
咲「で! ここ真っ直ぐ抜けると〜!リビングです!」
73:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 16:32:00.94 ID:IF7t6qkEO
そうこうしていると、咲さんが帰ってきた。
和♂「! おかえりなさい、咲さん」
74:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 16:41:16.01 ID:IF7t6qkEO
とんとんとん、キッチンから規則的な音が聞こえてくる。
食事の準備のために、包丁がまな板を叩いている音だ。
――母と同居していた頃に聞いていた音。
75:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 16:45:31.81 ID:IF7t6qkEO
咲「もう20分も……大丈夫かなぁ。でも、様子見に行くのはさすがに……」モジモジ
咲「でも、もし倒れてたら……、だけど男の子がトイレしてるのに私が行くのもどうなの?」ウーン
76:試験前。友達と、私の居場所 ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 16:49:16.83 ID:IF7t6qkEO
咲「あのね、お父さん、お仕事の電話が掛かってきちゃったみたいで。今はちょっと手が離せないんだってさぁ」
咲「なので、今夜は私達二人でごはんです」
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