【千年戦争アイギス】王子「アーニャに愛され過ぎてつらい……」 【R-18】
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79:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 01:58:28.65 ID:jX2+7KXs0
ヴァレリー「気にするなとは言わないが……あまり考えすぎるのもよくないと思うよ。年長者としては、ね」

王子「すまない、ヴァレリー。くだらないことで気を遣わせてしまって」

ヴァレリー「いいのさ。くだらないことだからこそ、頼ってもらえるのが僕には嬉しいよ」
以下略 AAS



80:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 01:59:16.76 ID:jX2+7KXs0
ヴァレリー「魔物との戦では、変わらず出撃して剣を振るってくれるんだろう? なら、あの子もきっと王子のことを受け入れてくれるはずさ」

王子「だが、アーニャは俺と視線を交わしたり言葉を交えたりするのを拒んでくるんだ。戦場ではいつも通りなだけに、正直堪えるよ」

ヴァレリー「……きっと、彼女は君に関わることを恐れているんじゃないかな」
以下略 AAS



81:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 02:01:42.01 ID:jX2+7KXs0
ヴァレリーの言うことに首肯する。

確かにアーニャのような境遇にあった者ならば、他人の怒りに敏感になるのも納得できる。差別的扱いを受けたことで攻撃的になる者も珍しくないが、少なくともアーニャはそうではないはずだ。

これまではその反動で俺に積極的だったが、今回のことで内省的な気質が前面に出てくるようになった……ということなのだろうか。
以下略 AAS



82:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 02:03:33.57 ID:jX2+7KXs0
ヴァレリーの案に則り、俺はアーニャへ手紙を書くことにした。言葉を交わせないなら、一方的にでもこちらの言いたいことをひとまず受け止めさせようという意図があった。

内容は平易な謝罪文。加えて『会って話をしたい』『応じてくれるなら返事がほしい』という趣旨の文章だけである。

こういうときに美辞麗句を並べられたらどんなにいいだろうと思ったが、俺なりに心を込めて書いたつもりだ。
以下略 AAS



83:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 02:06:29.37 ID:jX2+7KXs0
アーニャから返事の手紙が来たのは、翌日の昼間だった。


『夜、部屋で、待っています。』

以下略 AAS



84:名無しNIPPER[saga]
2016/12/30(金) 02:09:05.21 ID:jX2+7KXs0
今回分の投下おわり 酒場での会話シーン、王子の相談相手の人選は適当でしたがヴァレリー以上にハマるキャラも中々いないのではないかと書き上げてから思いました


85:名無しNIPPER[sage]
2016/12/30(金) 02:29:28.61 ID:VdoU1BFY0
乙。主人公以外で男のキャラが立ってるssは良いよな

まあ…僕はヌきたいから読むけどね。


86:名無しNIPPER[sage]
2016/12/30(金) 11:25:40.57 ID:uWmXWU0EO
乙、ジェロームとかも相談役できそうだよね


87:名無しNIPPER[saga]
2016/12/31(土) 01:19:31.28 ID:AB4Y48YW0
・・・・・・・・・・・




以下略 AAS



88:名無しNIPPER[saga]
2016/12/31(土) 01:21:25.77 ID:AB4Y48YW0
ふと、ベッドの脚に目をやるとリボンが結びつけられているのが分かった。暗いのでわかりにくかったが、部屋の主が好みそうな清涼感のある青色のリボンだった。

部屋の隅で固定されており、かすかな月光に煌めいているのはアスカロンの鞘だろう。

現在は戦闘の武器として使われていないかの聖剣は、今は護身用の備えとして……あるいは、御守りの一種として彼女を守り続けているのだろうと思った。
以下略 AAS



89:名無しNIPPER[saga]
2016/12/31(土) 01:21:55.28 ID:AB4Y48YW0
すう、とひとつ深呼吸をしてみる。

自分の寝室と比べて、どこか爽やかで、女性らしい芳香を感じさせる空気の匂い。それだけだが、これは確かに彼女の部屋の匂いだと思えた。

この空間こそがアーニャの部屋であり、住処であり、寝床であり、巣であり、拠点であり、国なのだ。
以下略 AAS



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