151:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:00:31.90 ID:FayaPCLc0
妖狐姫「うにゅにはわらわの知るこの世で最上級の極楽を与えてやろう」
てんこ「い、いえ私にはそのようなものは…!」
とは言っても私も生きる者…姫様の思う最上級の極楽…
152:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:01:17.76 ID:FayaPCLc0
妖狐姫「本日わらわが眠る間の一夜だけ、座椅子を貸してやろう」
てんこ「は…?」
私は瞬間固まった。
153:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:02:09.44 ID:FayaPCLc0
妖狐姫「まだ気付かぬのか。わらわとうにゅが遠のいたのではない。うにゅと座椅子がまだ遠い関係にあるということじゃ」
てんこ「私と旦那様が?」
妖狐姫「うにゅと座椅子はこの同じ屋敷に住まう者でありながらまだ完全に打ち解けてないと見える。よい機会じゃ、世間話でもして今晩にて溝を埋めてみてはどうじゃ?」
154:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:02:54.15 ID:FayaPCLc0
………………
てんこ「…と、いうわけだ」
そしてついに夜が来てしまった。
155:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:03:33.53 ID:FayaPCLc0
てんこ(くぅこぉ…どうせ何処かに隠れているのだろう?どうせなら降りてきてはくれないのか?)
気配すら感じ取れないくせにくぅこに助けを求めてしまった。
男「とりあえず…座りますか?」
156:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:04:10.69 ID:FayaPCLc0
しかしだ、姫様やしらこ様と違って私は身体の大きさが違う。
微妙に収まらない身体は徐々にずれていってしまう。
男「おっとっと」
157:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:04:38.55 ID:FayaPCLc0
てんこ(そういえばこうして座った後は…)
てんこ「…撫でるのではないのか?」
男「うぇっ!?え、えぁ…頑張ります…」
158:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:05:18.50 ID:FayaPCLc0
てんこ「私は…お客様ではないぞ…」
男「え?」
てんこ「私は…私もっ!旦那様と同様のこの屋敷の者なのだ!」
159:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:06:02.23 ID:FayaPCLc0
てんこ「私もっ!姫様と同じように愛でて欲しいぃっ!」
男「は…?え…?は…?」
てんこ「…駄目だろうか?」
160:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:06:47.36 ID:FayaPCLc0
恐る恐る後ろを見ると旦那様は豆鉄砲を食らった鳥のような顔をしていたが、やがて真剣な面持ちになって言った。
男「難しいかもしれないけど…やってみます…」
てんこ(難しい…か…)
161:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:07:25.68 ID:FayaPCLc0
男「あ、でも今のは可愛かったです」
腹に回されていた片方の腕が頭へと移動した。
頭の上で旦那様の手のひらが動く。
438Res/192.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20