3:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:08:27.40 ID:at/aFzqy0
男「くぅこ〜?」
くぅこ「はっ、主殿。起こしてしまったでごじゃるか?」
襖を開けて縁側へ出ると、庭でくぅこが木の板を的に手裏剣を投げていた。
4:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:09:28.13 ID:at/aFzqy0
男「ははっ…無理はするなよ」
くぅこ「心得たでごじゃるよ。主殿はまだもう少し寝ててもいいでごじゃるよ?」
男「いや、折角だからもう起きとくよ…二度寝して深眠りし過ぎててんこさんに叩き起こされるのもアレだしな」
5:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:10:45.27 ID:at/aFzqy0
くぅこ「せぃっ!」
彼女がもう一度投げた手裏剣は板の中心部に墨で描かれた円に見事命中した。
男「おお〜」
6:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:11:30.26 ID:at/aFzqy0
くぅこ「忍道を志さない者が投てきを極めるとは…理解苦しむでごじゃる」
くぅこ「主殿の世では謎の才に満ち溢れた者ばかりでごじゃるな。主殿もその例にもれないでごじゃるよ」
くぅこ「主殿も『だーつ』やってたでごじゃるか?」
7:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:12:40.94 ID:at/aFzqy0
男(ちょっとやってみようかな)
男「くぅこ、俺もちょっとやってみるよ。手裏剣の投げ方教えて」
8:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:14:27.10 ID:at/aFzqy0
…………
妖狐姫「…で、わらわを愛でるためのその手を勝手に負傷したというわけか」
妖狐姫「正にあほうじゃな」
9:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:15:15.08 ID:at/aFzqy0
てんこ「旦那様…その手が自分だけの手ではないということを、もう少し自覚して欲しいな」
男「返す言葉もありません」
くぅこ「せっしゃが付いていながら…申し訳ないでごじゃるよ…」
10:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:18:17.02 ID:at/aFzqy0
くぅこ「でも今日からまたせっしゃが隣にいるから大丈夫でごじゃるな!」
駄目だ…くぅこは完全に保護者感覚だ。
妖狐姫「いやくぅこ…まだじゃな」
11:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:19:17.17 ID:at/aFzqy0
くぅこ「とっ、とんでもないでごじゃるよ!ただでさえこの一月、布団の中でこもっているばかりだったというのに…」
くぅこ「何か任務を貰えなければ満足に羽を伸ばすことなど、かえってできないでごじゃるよ…」
社畜の鑑である。
12:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:21:47.80 ID:at/aFzqy0
妖狐姫「そのあほうを街に連れていくのじゃ。そやつはまだ街に対しての馴染みが薄いからの。よい機会じゃろ、そやつにいろいろ教えてやるのじゃ」
くぅこ「え…そんなことしていいでごじゃるか…?」
妖狐姫「…そのような薬臭い奴の上に座ろうなどとは思わんわ。座椅子、うにゅは一日反省するのじゃぞ」
13:名無しNIPPER[saga]
2017/03/18(土) 21:24:25.02 ID:sdB+pUJqO
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