高垣楓「れんそうげえむ」
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33:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 01:46:24.73 ID:rJCnA2SX0
 そうなってしまえばもはや、そこには自分に都合の良い解釈以外は存在しなくなる。
 彼女の体を覆っていた毛布を優しく払いのけてから、ゆっくりと顔を近づけた。

「あの、楓さん」
「はい」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 02:05:51.60 ID:rJCnA2SX0
 すると、そこを犯してくる存在が一つ。それが楓さんの舌であるということに気付いた時には、もう全てが手遅れだった。
 先ほどまで口にしていたケーキとお酒の味がする。しかし、その味を伝えてくるのは楓さんの舌。現実からかなり外れたところにある空想じみた事象に、脳がパンクしそうになる。
 一度思考を整理するために体を起こそうと試みるが、背を彼女のか細い腕がホールドしているせいでそれは叶わなかった。目が猫のように伸びているから、してやったりという感じなのだろうか。
 降参して、こちらの体重を預ける。肉体と肉体の境界を曖昧にするように強引に抱き寄せて、今度は自分から彼女の口内をかき回した。
 甘い唾液が口から零れて、ソファに滴る。まさかこんな光景をこの目に収める日が来るなどとは考えていなくて、頭がくらくらした。きっと、世界のどこを探したところでこんなにエロい景色は広がっていない。そしてそれを俺だけが独占しているのだ。
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 02:06:42.23 ID:rJCnA2SX0
「…………んぅ」
「かえでさんくるしーです」
「これくらい、我慢ですよ」

 いつまで経っても唇を解放してもらえないから、額をこつんとぶつけて長い長いキスを終えた。
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 02:07:10.97 ID:rJCnA2SX0
 あまりに刺激の強い言葉にあてられて力の抜けた俺を楓さんが力技でひっくり返した。少し前までは俺が一方的にマウントを取っていたのに、今は一転攻勢して、楓さんが馬乗りになっている。

「体、思ってたよりずっと厚いですね」
「そりゃあ一応男なので。あなたが細すぎるというのもありますが」
「あら、お上手」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 02:08:08.78 ID:rJCnA2SX0
寝るので続きは起きてから。


38:名無しNIPPER[sage]
2018/12/11(火) 02:20:53.86 ID:S1HkW2koO
待ってるぞ


39:名無しNIPPER[sage]
2018/12/11(火) 07:29:19.35 ID:CtRRo9+tO
朝だぞ起きろ(無茶ぶり)


40:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 18:19:27.71 ID:rJCnA2SX0
行きます


41:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 18:19:57.13 ID:rJCnA2SX0
「それにしてもプロデューサーさん、ずいぶんと余裕ですね。もしや経験が?」
「まあ多少は」
「……む」
「学生の頃の話ですから……」
「プロデューサーと制服デート出来た女の子が妬ましいです」
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 18:20:26.81 ID:rJCnA2SX0
「世の男の大半は、現役女子高生と火遊びするか、高垣楓とこんなことをしてしまうかの選択を迫られたら、考える時間すら必要なしに後者に飛びつくものですよ」
「あなたは?」
「無論、自分も世の男の一員なので」
「じゃあ、あなたが疎まれる側になっちゃいますね」
「それを今言いますか」
以下略 AAS



43:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 18:20:54.41 ID:rJCnA2SX0
「楓さん、もし、ですよ」
「はい」
「ここで俺が冷静になって、『やっぱり倫理的に問題があるからやめましょう』なんて言い出したらどうします?」
「行きずりの男性に体を預けようかと」
「なんと」
以下略 AAS



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