やちよ「魔法少女裁判よ」ひなの「私が裁判長?」
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1: ◆jYs2TmgLFc[sage]
2019/03/29(金) 11:48:05.65 ID:rMQ3p7j50
今イベのifルートです
2: ◆jYs2TmgLFc[sage]
2019/03/29(金) 12:40:25.48 ID:rMQ3p7j50
バグに巻き込まれてここに立ててしまいました。問題がないならばこのまま続けたいと思います。R要素はありません
3: ◆jYs2TmgLFc[sage]
2019/03/29(金) 12:43:05.89 ID:rMQ3p7j50
ねむ「それで裁判長は万年桜に頼もうと思うのだけど」
やちよ「だめね」
やちよ「あなたたちのことを信用してないわけじゃないけど、やはり万年桜の調整者が当事者では中立性に疑義がでるわ」
4: ◆jYs2TmgLFc[sage]
2019/03/29(金) 12:46:08.82 ID:rMQ3p7j50
廃工場にて
ひなの「――それで私に裁判長を引き受けてくれないか、と」
やちよ「ええ」
5: ◆jYs2TmgLFc[sage]
2019/03/29(金) 12:52:16.64 ID:rMQ3p7j50
裁判当日
法廷弁護人控室(調整屋別室)にて
ねむ「さて、八神やちよが弁護人になってるのはいいんだよ。僕たちが指名したからね。」
6: ◆jYs2TmgLFc[sage]
2019/03/29(金) 12:56:55.53 ID:rMQ3p7j50
いろは「それでね、なんで二人が私たちを外したのかなって話してたら、やちよさんが」
いろは「私たちに神浜中の魔法少女の憎悪が向くのを防ぐためだろうって」
灯火「わたくしたちの心を勝手に読まないでよね」
7: ◆jYs2TmgLFc[sage]
2019/03/29(金) 13:01:32.76 ID:rMQ3p7j50
灯花の漢字間違えていました。すいません
灯花「何言ってるの?お姉さまは関係ないじゃん」
いろは「あるよ。あなたたち三人は私を助けるために契約したんだよね?」
8: ◆jYs2TmgLFc[sage]
2019/03/29(金) 13:02:19.32 ID:rMQ3p7j50
キリがいいので今回はここで区切ろうと思います
9: ◆jYs2TmgLFc[sage]
2019/03/29(金) 15:27:47.00 ID:rMQ3p7j50
すいません。トリップだけ返させていただきます。次の書き込みの名前でやっていきます
10: ◆ubUwzHgOw5Q4[sage]
2019/03/29(金) 15:28:35.03 ID:rMQ3p7j50
これでいきます
11: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:32:11.73 ID:kLjQ+nN90
やちよさんの苗字を間違えました。以後気を付けます
それでは続きを投下します
12: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:34:28.46 ID:kLjQ+nN90
法廷(調整屋)にて
十七夜「というような経緯で我々はこの裁判を行うことを決定し、その役職者を選任した。裁判長は都ひなの、検察側に常盤ななか、遊佐葉月。傍聴席の諸君、この案に異論はないか」
……
13: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:36:47.51 ID:kLjQ+nN90
ななか「本法廷での審理事項は、みなさんご存じのとおり、神浜に多大な被害をもたらした先日のワルプルギスの夜の襲来です」
ななか「かなりの規模の魔女でした、我々が一人もかけずに撃退できたこと、死者が一人も出なかったことは奇跡であり、結果論にすぎません」
ななか「これを招来させたのがマギウスの翼。本件の被告人はこのマギウスの翼の中心メンバーだった者たち、即ち柊ねむ、里見灯火、梓みふゆ、天音姉妹。およびこれに協力していた八雲みたま」
14: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:38:08.08 ID:kLjQ+nN90
ひなの「弁護側反論を」
やちよ「えー、まず検察側が上げた者の中に複数名、そもそも訴追されること自体がおかしい人がいるわ」
やちよ「まず天音姉妹。彼女のマギウスの翼における役職は白羽根マギウスにの意思決定に関与できる立場ではなかった」
15: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:40:51.16 ID:kLjQ+nN90
葉月「天音姉妹は羽根の中では別格の存在だった。マギウスの翼には天音姉妹がいると騒動前から認識していた方も多いと聞くよ。」
葉月「天音姉妹と梓みふゆはマギウスの翼の初期からの中核メンバーで広告塔としての勧誘を担い、他の羽根たちを統率していた」
葉月「マギウスの翼をここまでの組織にしたのはこの三人の責が大きい。」
16: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:43:04.81 ID:kLjQ+nN90
やちよ「でもキレーションランドの件は訴追されていないでしょう?」
ななか「そうでしたね。失礼しました。」
ななか「ええ。誰かを犠牲にしてでも救われたいという思い自体は完全には否定しきれません。」
17: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:46:36.52 ID:kLjQ+nN90
やちよ「梓みふゆと天音姉妹がマギウスの翼に貢献してきたのは、まさに自分が救われたいという思いからよ。」
やちよ「その点では他の羽根たちとなんら変わらない。」
やちよ「天音姉妹の貢献度というのも不明確なのよね。羽根の中で上位、ということ以上のものは資料からは読み取れない」
18: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:49:07.79 ID:kLjQ+nN90
やちよ「それと八雲みたまの訴追理由、マギウスの計画に協力していたというけれど、ワルプルギス計画以外のマギウスの所業を不問とするならば、これに協力したことも不問にならないとおかしいわ」
やちよ「あれほどの組織を相手に完全に中立を保つことは難しかったでしょうし」
ななか「しかしマギウスの翼構成員は調整屋の常連でした。調整屋が記憶を見たことでワルプルギスの夜の将来を知っていた可能性があります」
19: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:51:34.70 ID:kLjQ+nN90
ひなの「どうなんだ、マギウスの二人、ワルプルギスの夜のことを調整屋が知っていた可能性はあるか?」
ねむ「うーん。あれを思いついたのは計画の割と直前だったからね。羽根に伝わったのはさらに後だから、漏れることはないんじゃないかな」
ねむ「僕もワルプルギス計画が頭にある状態で調整屋に行った覚えはないよ。知らなかったんじゃないかな」
20: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:53:22.31 ID:kLjQ+nN90
葉月「でも、マギウスはもう一人いたでしょ?アリナ=グレイはどうなのかな?」
ねむ「アリナが計画を知った後に調整屋に行ったか、だよね?正直わかりかねる。僕はほとんど別行動をとっていたから」
灯花「わたくしもずっと一緒だったわけではないからねー」
21: ◆ubUwzHgOw5Q4
2019/03/30(土) 15:54:14.66 ID:kLjQ+nN90
やちよ「以上弁護側としては、梓みふゆ、天音姉妹、八雲みたまの訴追を取り下げることを求めるわ」
ひなの「どうなんだ検察側。そちらが取り下げないならこちらで対応することになるかもしれないが」
ななか「弁護側の主張をのみます」
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