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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ
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1 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 13:11:09.11 ID:KQ/Vb07vO
このスレは【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1704196175/
の二次創作スレの2スレ目です。
>>1
は本家スレの作者ではないので本家スレとは設定が大幅にズレたりする可能性があります。また、更新がいつ止まってもおかしくない上に、
>>1
はss初心者の為、拙い文や、脈絡のない展開、矛盾等があるかもしれません。それでもよければ付き合ってくださると幸いです。
安価とコンマは連取りを禁止します。(協力お願いします!)また、安価の内容が状況にそぐわないと
>>1
が判断した場合は最安価をすることがあります。
本家スレを知っている方なら大丈夫だとは思いますが、募集したキャラは多少の改変及び展開によっては闇堕ち、死亡、消滅、その他などが起きる可能性があるので苦手な方はご注意ください。
世界観や用語等は本家スレに準拠します。
そして、二次創作を快く許してくださった本家作者様へ最大限の感謝を申し上げます。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1763179869
2 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 13:15:11.79 ID:KQ/Vb07vO
前スレ
>>994
長身金髪女性さんは見た目によらずスライムが好きなようです。それを表に出さないようにしているみたいですね。
また、クローディアとクロシュヴィアの存在は抑止力として非常に大きかったと思います。二人が健在なら、誰かが悪事を企んでも早い段階で阻止されるでしょう。彼女達がいなくなった本スレの世界では、その影響が多少なりとも出ているようです。よければお付き合いください。
前スレ
>>995
ありがとうございます。描写したキャラクター達がこの先、どのように関わってくるかはわかりません。また、テラヌス・ウルスにはまだ未登場のキャラも何人かいるので、彼、彼女達が魅力的に見えるように頑張りたいと思います。
前スレ
>>996
>>1
に余裕があれば平日等にも更新することはあります。そういった場合は予告なく行う可能性がありますのでご了承ください。
フローディアとセーレフェリアが組んでいる理由は利害の一致です。フローディアは自身の目的を達成しやすくするために、セーレフェリアの世界征服の野望を利用しています。なお、フローディアの目的はセーレフェリアには隠されたままです。
封印が解けてしばらく経った後、ロスチャイルド一族を滅ぼしたばかりのセーレフェリアと出会い、紆余曲折の末に行動を共にしています。最初は最悪の関係でしたが、長い時間を共にするうちに、現在は多少の絆も芽生えているようです。
前スレ
>>997
ありがとうございます。それらの中から冒険者ギルドと商人ギルドが無くなってること以外は、大体同じ主要施設があることにしたいと思います。記されていない場所も
>>1
の判断にはなってしまいますが、ありそうなら対応しますのでよろしくお願いします。
本家様が更新を再開されるみたいです!
とても嬉しいですね。楽しみましょう!!!
3 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 13:16:12.10 ID:KQ/Vb07vO
ーーテラヌス・ウルス 宮殿
金髪三つ編みの少女「こちらで少々お待ちくださいね〜」
サーシャ「案内、ありがとうございます。ユーシリアの王城とはまた違った厳格さがあるね……」
アインズ「国のお偉方といってもそう緊張することはない……こちらは大魔女帝国の正式な証明を持っているのだからな」
リーゼリット「そうできるの、アインズだけじゃない……?」
アインズ「いや、ガイとテルを見てみろ。二人とも落ち着き払っているだろう?」
ガイ「……」
テル「……」ピシッ
サーシャ「ガイはいつも通りだけど……テルさんがしっかりしてるとなんだか違和感があるね」
テル「なんでよ!私だってこういう場ではきちんとできるんだから!」
金髪三つ編みの少女「みなさん、もうまもなく議長が参りますよ〜準備をお願いします」
スタスタ……
銀髪ロングの女性→ヨードリー「ようこそ、テラヌス・ウルスへ……旅の者たちよ。私はヨードリー。テラヌス議会の議長を務めさせてもらっている」
サーシャ「っ……」
リーゼリット「雰囲気……すご……」
テル「ヨードリー様、この度は我々のために時間をお作りいただきありがとうございます……引きましては、テラヌス・ウルス周辺の調査許可をいただきたくおもい馳せ参じました」
ガイ(全然キャラ違うな)
ガイ「……ここに大魔女帝国からの証明もある。確認してもらいたい」スッ
ヨードリー「拝見しよう……確かに。偽物の余地はないな……ふむ、事情は理解した。テラヌス・ウルス議会は貴殿らに周辺の調査許可を与える。だが──」
ヨードリー「くれぐれも、公序良俗に則った行動を心がけてほしい。……この地は繊細だ。余計な混乱を招けば、許可は即時に取り消さざるを得なくなる」
サーシャ「は、はいっ……!」
アインズ「心配は無用だ、ヨードリー殿。我々は必要な調査だけを行う」
ヨードリー「……その言葉を信じよう。では、テラヌス・ウルスを自由に見て回るがいい。国としても、外からの視点は貴重だ。貴殿らの調査が有意義なものであることを期待している」
ガイ「……感謝する」
⭐︎議長から正式に調査許可をいただきました。
4 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 13:16:43.36 ID:KQ/Vb07vO
ーーテラヌス・ウルス首都
アインズ「一度宿をとって今後の方針を決めることにしよう」
サーシャ「うん、ひと段落つきたいよね」
テル「ヨードリー議長の隣にいた三つ編みの子……なんだかちょっと怖かったねぇ」
リーゼリット「うん……あの子、私たちと目が合っても表情ひとつ変えなかったし……」
アインズ「おそらくヨードリー殿の護衛だろう。ああいう者は、表情の揺れだけで他国の者に隙を見せるわけにはいかない……職務ゆえの無表情だ」
サーシャ「へー、そうだったんだ……」
リーゼリット「それにしては結構冷めた目線をしてたっていうか……まあ、気のせいだよね」
ガイ「……すまない、先に行ってくれ。少し、気になることがある」
サーシャ「え、どうしたの?」
ガイ「長くはかからない……宿で待っていてくれ」
アインズ「……?わかった。無理はするなよ」
リーゼリット「ちゃんと帰ってくるんだよー?」
ガイ「……ああ。勿論だ」
◆
5 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 13:17:24.28 ID:KQ/Vb07vO
ーーテラヌス・ウルス 大魔女帝国大使館
ガイ(ここに……大魔女がいるのか?)
ガイ(だが、どうやって入る?正式な理由などないし……気になったから来ました、などといっても相手にされるわけがない……)
ガイ(……どうしたものか)ウーム
「こんなところで立って……どうかしたの?」
ガイ「!」クルッ
「私に用かしら?」
ガイ「……大、魔女?」
大魔女?→トゥルーエンド「ええ、いかにも。私が大魔女帝国の……トゥルーエンド、ですわ」
ガイ「……本当に、お前が“大魔女”なのか」
トゥルーエンド「……あら、疑うのね?まあ、そうなるのもわかるけれど」
トゥルーエンド「それで、あなたは何を求めて大使館の前まで来たのかしら?」
ガイ「……それは……」
ガイ(どう言えばいい……理由なんて……)
トゥルーエンド「──説明できる理由はない。でも、確かめなければならないことがある──そう思っているのでしょう?」
ガイ「……!」
トゥルーエンド「ふふ。図星ね」
トゥルーエンド「──少し話をしましょうか。招待するわ、私の部屋に」
◆
ーー大魔女帝国大使館 大魔女の部屋
お茶「」ホカホカ
トゥルーエンド「どうぞ。テラヌス産のハーブティーよ。緊張を和らげる効能があるわ」
ガイ「……遠慮しておく」
トゥルーエンド「まあ、警戒心の強いこと」
ガイ「……」
トゥルーエンド「とって食いやしないわよ。それで聞きたいことは、何かしら?」
ガイ「お前は……本物の大魔女ではないんじゃないか?」
トゥルーエンド「いきなりね……何を根拠に?」
ガイ「ただの勘だ。だが……俺が知る大魔女とは、何かが違う。お前の立ち方も、気配も……どこか作られた感じがする。それがどうにも……気になってな」
トゥルーエンド「……ふふ。よく見てるのね。さすがはユーシリアを救った英雄……」
ガイ「……ッ!」
トゥルーエンド「そんなに身構えなくてもいいわよ。答えはあなたの考えている通り」
トゥルーエンド「私は大魔女クローディアその人ではない。大魔女様が造ったホムンクルス──トゥルーエンドよ」
ガイ「ホムンクルス……」
6 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 13:17:53.52 ID:KQ/Vb07vO
トゥルーエンド「大魔女帝国の外でこのことを知られたのは初めてだわ。みんな、私のことを本物の大魔女様だと思ってくれているのだもの……」
トゥルーエンド「でも、あなたは見抜いた。本物そっくりに作られた偽物の私をね。真似には結構自信があったんだけど、どこでわかったのかしら?」
ガイ「……夢を見なければ、俺はお前を本物だと思っていただろう」
トゥルーエンド「夢?」
ガイ「世界めくれが起きたとき、大魔女と誰かがそれを阻止する夢だ。そこで大魔女が……世界に溶けていくのを見た」
トゥルーエンド「……その夢は、本当に起きた出来事よ」
ガイ「なぜ、そう言い切れる?」
トゥルーエンド「言い切れる理由は簡単よ。──私も見たから」
ガイ「……何?」
トゥルーエンド「あれは夢じゃない。大魔女様の最後の記憶……世界そのものに刻み込まれた痛みの残滓。私は大魔女様の模倣体。だからかしら、あの方の最期の感覚が……時折、流れ込んでくるの」
トゥルーエンド「溶けて、広がって、世界に溶解するようなあの感覚……私も共有したの。その瞬間の苦痛も、孤独も、覚悟も……全部ね」
ガイ「……」
トゥルーエンド「暗黒館のオーナーから聞いたわ。世界めくれを終わらせるために世界樹の残滓を探索してるんでしょう?」
ガイ「……ああ。ということは、大魔女帝国の支援は直々に指示を?」
トゥルーエンド「もちろんよ。大魔女帝国があなたたちを支援すると決めたのは私の判断よ」
ガイ「……理由を聞いても?」
トゥルーエンド「言ったでしょう。私は大魔女クローディアの模倣体。大魔女様の思考、判断基準、価値観……その多くを引き継いでいる」
トゥルーエンド「大魔女様は世界を守るためなら、迷わず動く方だった。だから、世界めくれを追うあなたたちへの支援は、そうあるべきだと判断した」
ガイ「……大魔女本人が、そう望むと?」
トゥルーエンド「ええ。そして……私はそう在るべきなのよ。大魔女の代わりとして」
ガイ「……」
トゥルーエンドと何か話す?
安価下1〜2
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/11/15(土) 13:28:17.83 ID:SQ4DNdkgo
模倣ばかりで君自身の幸福はどこにある
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/11/15(土) 13:52:19.98 ID:9CnC4t9mO
時間魔法の手ほどきを受けたい
9 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 20:31:25.59 ID:RIisvXqpO
ガイ「模倣ばかりで、お前の幸福はどこにある」
トゥルーエンド「私は造られた存在。与えられた役割以外に何を望むというの?」
ガイ「……望んでいるように見える」
トゥルーエンド「……なによ、それ」
ガイ「……自分で気づいていないだけだ。
本当は自分の意思で何かを選びたいと、どこかで思っている」
トゥルーエンド「……言っておくけれど、それはあなたの勘違いよ」
ガイ「そうか」
トゥルーエンド「ええ、そうよ。私は影武者で、代用品で……そのために作られて……だから……それ以外の何かを望むなんて……許される、はずがないわ」
ガイ「……」
トゥルーエンド「私は……模造品なの。大魔女様の代わりを務めるためだけに存在している。
だから……それ以外の気持ちなんて……あっちゃいけないのよ」
ガイ「なら、どうして泣きそうなんだ」
トゥルーエンド「……泣いてなんて、ないわよ」
ガイ「……」
トゥルーエンド「……余計な詮索はしないことね」
ガイ「……ああ。悪かったな」
10 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 20:31:53.82 ID:RIisvXqpO
ガイ「……ところで、一つ聞きたいことがある」
トゥルーエンド「……なに?今度は何を言うつもり?」
ガイ「大魔女は全ての魔法に精通すると聞いた。お前もそうなのか?」
トゥルーエンド「急に話題を変えるのね……模造品だから、万能ってわけじゃないけど」
ガイ「時間魔法について聞きたい」
トゥルーエンド「……時間魔法は適性がある者にしか扱えない。努力や才能の問題じゃなくて、そもそも触れられない人は一生触れられない類の魔法よ。大魔女様さえ扱うことはできなかった……私だって、教えることはできるけど扱うこと自体は無理よ」
ガイ「……俺には、適性がある。」
トゥルーエンド「え、あなた……時間魔法の適性があるの?」
ガイ「ああ」
トゥルーエンド「……それ、本当に希少なのよ?さらっと言わないでほしいわ」
ガイ「といっても、それを知ったのはつい最近でな……使い方もよくわかっていない。これまで使っていたものを速度強化だと思っていたくらいだ」
トゥルーエンド「速度強化と時間魔法を同じものだと……?ふふ……なるほど、時間の属性を持つ者にありがちな勘違いね」
トゥルーエンド「速く動くのと時間を扱うのは全く別物よ。結果が似て見えるから、気づかない人は多いけれど」
ガイ「……どう違う?」
トゥルーエンド「速度強化はあくまで自分を強化する魔法。筋力や反応速度を底上げしているにすぎないわ」
トゥルーエンド「でも、あなたがやっていたのは……自分の時間だけを、速く動かしている」
ガイ「俺だけの時間を……」
トゥルーエンド「ええ。あなたの体は強化されていない。ただ、時間が他より少しだけ速く流れていた。それだけで、世界が遅く見えるのよ」
ガイ「なるほど。確かに、身体が強化された実感はなかった」
トゥルーエンド「……正直に言うけれど、そのような使い方は危ないわ」
ガイ「危ない?」
トゥルーエンド「今は自分の時間だけをいじっているみたいだけど……時間魔法を深めれば、いずれ周囲の時間にも触れられるようになる。でも、それは世界の理そのものに手を突っ込むのと同じことよ。代償は必ず発生するし……当然、魔翌力の消耗も桁違いに激しい」
トゥルーエンド「あなたがこれまで感じてた異常な疲労……あれは時間を動かした反動。むしろ、生きていられるだけ運がいい方だわ」
ガイ「……危険だと自覚していなかった。教えてもらえるなら助かる」
トゥルーエンド「そうね……私が特別に見てあげる。時間魔法の適性を持つ者なんて稀少だし、それが世界めくれを止めるために必要なことだと思うから」
トゥルーエンド「……時間があるときに私のところへ来なさい。あなたに時間魔法の手解きをしてあげるわ」
ガイ「……頼りにさせてもらう」
⭐︎トゥルーエンドと出会いました。
※自由行動安価時、トゥルーエンドと交流する旨の安価でガイが時間魔法への理解を深めます。
11 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 20:32:24.04 ID:RIisvXqpO
ーーテラヌス・ウルス 噴水広場
ガイ(あの夢は本当に起きた出来事か。未だに信じられないが……ん?)
噴水「」シャワシャワ
砂漠スライムたち「〜〜」モニョモニョ
ガイ(スライムがあんなに……)
砂漠スライムA『ねえ、あのお兄さんこっち見てるよ』
砂漠スライムB『なんだか……目線がやらしいかも』
砂漠スライムC『わるいひと……?』
ガイ(……なんだか酷い勘違いをされているようだ。せっかく翡翠の賽の力でスライム語が話せるし、情報収集をしてみるのも手だな)
スタスタ……
砂漠スライムA『わっ……近づいてきた!」
ガイ『警戒しないでくれ……俺はガイという』
砂漠スライムB『えっ!スライム語を話せるの!?』
ガイ『……どうやら伝わっているみたいだな』
砂漠スライムC『ほんとにわたしたちの言葉……しゃべってる……!』
砂漠スライムA『でも、なんで?人間はふつう、わかんないのに』
ガイ『少し事情があってな。お前たちに聞きたいことがある。できれば、教えてほしいんだが』
砂漠スライムB『え、ええと……わるいひとじゃない……の?』
ガイ『よく勘違いされるが、悪い人じゃない。良い人でもないがな……』
砂漠スライムA『それで……聞きたいことってなに?』
ガイ『そうだな……』
安価下1〜2
1 古代遺跡について
2 巨大生物について
3 その他(自由安価)
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/11/15(土) 20:34:26.73 ID:OUEfCZWsO
3この町に怪しい人物はいるか
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/11/15(土) 20:37:23.20 ID:x640BbRu0
1
14 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 22:25:01.30 ID:jjW2qCZbO
ガイ『古代遺跡について聞きたいんだが』
砂漠スライムC『古代遺跡はね〜……最近になって、今まで見つかってなかった場所がぽこぽこ出てきてるんだよ〜』
砂漠スライムA 『発掘の人が見つけたり、旅人がたまたま見つけたり……毎週のように新しい入口が見つかって、街の人すっごく喜んでるよ!』
砂漠スライムB『おかげで外から来る人が増えて賑わってるんだけどね。新しい遺跡が見つかっても、すぐに入れなくなることもザラだよ』
ガイ『なぜだ?』
砂漠スライムB『それはね……サラザール・ロートリンゲンっていう、すっごく迷惑な人がいるから』
ガイ『サラザール……?』
砂漠スライムA『うん!テラヌス・ウルスの嫌われ者ナンバーワンだよ!』
砂漠スライムC『へんなローブ着てて、目がきらーんってしてて……影から突然出てきたりするの』
ガイ『影……?』
砂漠スライムB『うん。影魔法っていうのを使うの。自分の影から分身みたいなのを出したり、影の中に潜って移動したり……』
砂漠スライムA『あの人ね、探検家やってるんだけど……本当は壊すために遺跡に行くの』
ガイ『壊す……?』
砂漠スライムC『そうなの〜!なんかね、変な神さまを信じてるんだって〜。古い遺跡は全部よごれたものだから壊さなきゃいけないって言ってるの〜』
砂漠スライムB『だから、宝物とか魔石は根こそぎ取って……最後にロケットランチャーっていう、大きな筒みたいなので爆破させちゃうの』
ガイ『……テロリストじゃないか』
砂漠スライムA『うん!まさに!』
砂漠スライムC『でも、あの人の兵隊さんたちがすっごく強くて……首長様たちも強く言えないんだって〜』
砂漠スライムB『おかげで見つかったばかりの遺跡は、サラザールに破壊される前に観光区画にする必要があってね……封鎖されたり、調査中止になったりが多いの』
ガイ『……なるほど。厄介な男だな』
砂漠スライムA『うん。ガイさんも気をつけてね!なんでも壊せば解決だと思ってるひとだから!』
砂漠スライムC『でもね〜、仲間には優しいんだって〜。よくわかんないけど!』
ガイ『……そんな男が遺跡に出没するなら、確かに警戒は必要だな』
15 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 22:25:40.36 ID:jjW2qCZbO
ガイ(警戒といえば……フローディアとセーレフェリアか。姿はわからないが、もしかしたらこの国に来ているかもしれない。怪しい人物がいないか聞いてみるとしよう)
ガイ『最近は遺跡の探索者や、大魔女帝国の人の出入りが激しいとは思うが……怪しい人物を見かけなかったか?』
砂漠スライムB『あなた』
ガイ『……俺以外で、だ』
砂漠スライムA『んと……二、三日くらい前にガイさんみたいな雰囲気の、大きい剣を背負った人を見たよ。古代遺跡を調べてるみたいだったけど?』
ガイ『……アルバか。既に到着しているんだな。他にはいるか?』
砂漠スライムC『う〜ん……あっ!銀髪の日焼けしたエルフさんを見たよ〜。なんか、フラフラしてて怪しかった〜』
砂漠スライムB『……金髪で背の高いお姉さんと古い言葉を話すオレンジ色のスライム……街にはあまりいないみたいだけど、その二人も古代遺跡を調べてるみたい……』
砂漠スライムA『あと、リンさんって人……十年前にこの国に来てから、夜な夜な大きい袋を引きずっててなんだかちょっと怖いんだよね……』
ガイ『……助かった。礼を言う』
砂漠スライムC『お兄さん、悪い人じゃなかった〜』
砂漠スライムB『でも、顔がこわいのはほんとだから直した方がいいよ』
ガイ『……善処する』
砂漠スライムA『わたしたちはこの辺りによくいるから、またお話ししようね!』
⭐︎砂漠スライムたちと話しました。
16 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 22:46:54.63 ID:jjW2qCZbO
ーー宿屋「月明かりのオアシス」
ワイワイガヤガヤ
ガイ「……だいぶ人が多いな」
テル「ガイ君!お帰り〜♪もしかして街でナンパでもしてたのかな〜?」
ガイ「人聞きの悪いことを言うな……もう酒を飲んでいるのか?」
テル「うん!周りの人が飲み比べで勝ったら奢ってくれるっていうから、挑戦してきた人を片っ端から倒してきたんだよ〜!」
ガイ「身体に悪いぞ……他のみんなは?」
テル「ん」ユビサシ
酔い潰れサーシャ「ふぇぇ……」
酔い潰れリーゼリット「うぅ……飲み過ぎた……」
アインズ「こんなところで寝ると風邪をひくぞ、寝るなら部屋で寝ろ」
アインズの尻尾「」ペシペシ
ガイ「……サーシャにも飲ませたのか?」
テル「いやー。あれは事故というかなんというか……」
アインズ「ああ……まさかあそこまで綺麗に注がれた酒がサーシャの飲み物に混ざるとは……タイミングも悪かったな……」
ガイ「リーゼは?」
テル「リーゼリットちゃんは飲み比べに参戦して途中で敗退しちゃったの……いい線いってたんだけどねえ」
ガイ「……そうか」
アインズ「……今後の方針は全員が回復してからでも遅くはあるまい。今日は休んで、明日に話し合おう」
ガイ「ああ……」
現在はテラヌス・ウルスです。(2日目)
安価下1〜3
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/11/15(土) 22:48:08.13 ID:sC34wckCO
ガイ ギルドでリュックをせおった冒険者と偶然会って仲良くなる
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/11/15(土) 22:48:13.64 ID:dkOm3xtvO
ソーラとリアンノンに出会い、情報収集を兼ねて会話する
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/11/15(土) 22:48:29.58 ID:cHj3twlhO
テル、テラヌスウルスのスライムに埋もれて壊れる尊死
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/11/15(土) 22:48:30.20 ID:xLNx6Pyx0
ヨードリーの所にいた金髪三つ編みちゃんの仕事の手伝いをする
21 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 23:37:18.14 ID:jjW2qCZbO
テル「ん〜……ガイくぅん……だっこ……」グテー
ガイ「……仕方ないな」ヒョイッ
テル「んへへ……♪」
大きなリュックを背負った茶髪の男「──うわ、どこも空いてないじゃないか……あっ、悪い!ここ、座ってもいいか?」
ガイ「ああ、構わないぞ……すぐにどく」
大きなリュックを背負った茶髪の男「え、あっ、それ、仲間さん……?すごい担ぎ方してるな……」
ガイ「こいつはこうでもしないと動かないからな……お前は?」
大きなリュックを背負った茶髪の男→ドルク「そ、そうか……俺はドルク・ロック。遺跡を探索してる冒険者だ!」
ガイ「ドルク……その荷物、全部装備か?」
ドルク「そう!遺跡調査用の道具とか、槍とか……!ワクワクしすぎて詰め込みすぎちゃってな」タハハ
テル「ぐぅ……」zzz
ガイ「……こいつの寝相が悪化する前に部屋に戻りたいんだが、席を使うなら遠慮なく使ってくれ」
ドルク「あ、いや!そんなつもりじゃないんだ。ちょっと腰を下ろしたかっただけで……!」
ガイ「そうか」
ドルク「ん?ちょっと待て……あんた、相当やるな?」
ガイ「どうかな……あまり自分の強さに自信はない」
ドルク「いやいや!そんな簡単に人間を抱えて運べるのは強い証拠だよ。パーティ仲間なんだろ?……仲良さそうでいいな」
22 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 23:37:55.63 ID:jjW2qCZbO
ガイ「……まあ、悪い奴ではない」
テル「ふへぇ……ガイくぅん……」モゾ
ドルク「ははっ。めっちゃ懐かれてるじゃないか」
ガイ「……」ポリポリ
ドルク「あんたは、ガイ……っていうのか?」
ガイ「ああ、そうだ」
ドルク「いい名前だな。覚えやすいし、なんか冒険者って感じがするよ」
ガイ「……そうか?」
ドルク「そうそう。こう……頼れそうなやつって雰囲気があるっていうかさ」
ガイ「……買いかぶりすぎだ」
ドルク「いやいや、パッと見でわかるよ。そうじゃなきゃ、そんな状態にはならないだろ?」
テルを担ぐガイ「……まぁ、こいつはこう見えて子どもみたいなところがあるからな。気を許している相手には、平気でこういう甘え方をする」
ドルク「へぇ……そりゃ信頼されてる証拠だな!誰にでもこんなふうにはならないだろ?」
ガイ「……さあな。だが、少なくとも俺にはよくこうなる」
ドルク「いいじゃないか。仲間に頼られるってのは、悪い気分じゃないだろ?」
ガイ「……そういうものかもしれんな。お前の仲間は?」
ドルク「仲間、か……」
ガイ「……何かあったのか?」
ドルク「まぁ、ちょっとな……昔はパーティ組んでたんだけどさ、熱量が違うって理由で外されて……今は一人でやってる」
ガイ「……すまなかった」
ドルク「いや!そんな深刻に受け取らなくていいって。冒険が楽しいのは変わらないしな!」
テル「……ガイくぅん……ねむ……」グテー
ガイ「……悪いが、そろそろ部屋に戻らせてもらう」
ドルク「あ、ああ!引き止めちゃって悪いな。お仲間さんを早く運ばないとな!」
ガイ「……重くはない」
ドルク「そう言えるのがすげぇよ……あ、またこの辺で見かけたら声かけてくれよ!話の続きしたいし、一杯奢るぜ!」
ガイ「フッ……ああ、気が向いたらな。俺たちもしばらくこの宿を拠点にしている。会う機会は多いだろう」
⭐︎ドルクと出会いました
23 :
◆sIVlz2/mNs
:2025/11/15(土) 23:40:02.99 ID:jjW2qCZbO
本日はここまでです。明日もよろしくお願いします!
それでは、また。
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/11/16(日) 00:50:57.75 ID:au81Ouopo
乙
国序盤の問題が起こる前の平和な時間は嫌いじゃない
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