呆れメロス
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10:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 23:28:08.35 ID:o9kFpOMF0

ありがたい。メロスは馬のように大きな胴震いを一つして、すぐにまた部屋を急いだ。

一刻といえども、むだには出来ない。陽は既に西に傾きかけている。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 23:31:59.04 ID:o9kFpOMF0

(このレス文はメロスの自分語りなので、少し飛ばし読み推奨)


愛と信実の血液となろうへの憎しみだけで動いているこの心臓を見せてやりたい。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 23:34:01.17 ID:o9kFpOMF0


ふと耳に、潺々、水の流れる音が聞えた。

そっと頭をもたげ、息を呑んで耳をすました。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 23:43:55.74 ID:o9kFpOMF0

そしてパソコンを立ち上げた瞬間、不吉なTwitterDM通知を目にはさんだ。

「いまごろは、あの男、職場に電話されてるよ」

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 23:46:08.84 ID:o9kFpOMF0

外の陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさにアカウントを消そうという時、メロスは少しだけ同情心が湧き、疾風の如くグルチャに入った。間に合った。

「待て。セリヌンティウスを殺してはならぬ、そいつはホモだ。メロスは帰って来た。約束のとおり、いま、なろうを消滅させるために帰って来た」

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 23:48:27.41 ID:o9kFpOMF0

そしてセリヌンティウスも、メロスの魂胆を全てお見通しだった。

「セリヌンティウス」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 23:53:14.03 ID:o9kFpOMF0

読んでくださってありがとうございました。

いや、よくこんなクソみたいな話最後まで読みましたね。

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage]
2019/12/06(金) 23:56:24.67 ID:xhcS7I30o
細部にこだわりを感じる乙


18:名無しNIPPER[sage]
2019/12/07(土) 01:30:16.31 ID:CBWUOyXoO
感動したぜ!!!!乙


19:名無しNIPPER[sage]
2019/12/07(土) 09:27:34.27 ID:wvj0WzvTo
年 末 の 魔 物
おつおつ


20:名無しNIPPER[sage]
2019/12/07(土) 14:30:59.45 ID:aAtlTnfQo
呆れた(褒め言葉)
おつ!


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