白望「古参、新顔、ニューフェイス」
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16: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/23(土) 20:09:06.64 ID:u1+Fwgaf0


豊音「貸してー」

「え?」
以下略 AAS



17: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/23(土) 20:11:01.27 ID:u1+Fwgaf0


 困っている誰かに横から声をかけ、本を取ってあげて、「これでいい?」と声をかける。
 そして相手は予期せぬ手助けに困惑しつつ礼を言う。
 そんなシチュエーションに、憧れがあったのではないだろうか。
以下略 AAS



18: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/23(土) 20:12:58.78 ID:u1+Fwgaf0


 そこで私は、再来した豊音の念願成就の機会を逃すまいと、あの子から踏み台を奪った。

 踏み台を奪ってしまえば、豊音が行動を起こすまでの猶予が生まれる。
以下略 AAS



19: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/23(土) 20:14:16.00 ID:u1+Fwgaf0

 とにかく、これで気がかりはなくなった。

 いい加減勉強に手をつけようと、シャーペンを握る。

以下略 AAS



20: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/23(土) 20:15:24.61 ID:u1+Fwgaf0


白望「えっと……いや……」

 確かに今のは豊音に……新しい子に甘々だったと気づいて、ほんの少し頬が熱くなった。
以下略 AAS



21: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/23(土) 20:16:25.86 ID:u1+Fwgaf0
一話目終了
今日はここまでにします
次は塞の話


22: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:38:17.33 ID:B12wsVOd0



 塞「だるい古参ときんいろニューフェイス」

以下略 AAS



23: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:39:22.44 ID:B12wsVOd0

白望「いや……えっと、これは違う。そうじゃない」

 シロは目を背け、俯きがちに否定した。

以下略 AAS



24: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:43:02.54 ID:B12wsVOd0

塞「えっと、なに?」

 体調不良を誤魔化そうとしているのなら問答無用で家に帰す。
 そのつもりで、私は問い質した。
以下略 AAS



25: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:43:58.77 ID:B12wsVOd0

塞「部活は?」

白望「行くよ。顔洗ったら行くから、先に行ってて……」

以下略 AAS



26: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:44:55.35 ID:B12wsVOd0

塞「それがどうかしたの?」

白望「……どうもしない。それじゃ」

以下略 AAS



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