1:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:20:37.09 ID:6LPfu3Le0
 モバマスの五十嵐響子のSSです。 
  シンデレラガールズ劇場の第921話が元ネタです。 
  独自解釈、キャラ崩壊などありますためご注意ください。 
  
  主に台本形式で進みます。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:21:44.66 ID:6LPfu3Le0
  
 モバP(以下P表記)「うん」カタカタカタ 
  
 P「…………ん? なんて?」ピタッ 
  
3:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:23:05.91 ID:6LPfu3Le0
  
  後から知ったのだが、事の起こりは以下の通りだ。 
  
  響子は、「人に甘える」ということに自分なりに思うところがあったらしい。 
  とはいえ、自他ともに認めるお世話好きな響子のこと。 
4:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:24:03.65 ID:6LPfu3Le0
  
 P「なんだ、そんなことか。もちろんいいとも、どんどん甘えてくれ!」 
  
 響子「ほ、本当ですか……っ!?」パァッ 
  
5:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:25:05.68 ID:6LPfu3Le0
  
 P「……あのー、五十嵐さん?」 
  
 響子「は、はい……」 
  
6:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:26:08.78 ID:6LPfu3Le0
  
 P「わ、わははは! まさか! 言ったろ、どんどん甘えてくれって」 
  
 響子「そ、そうですか? よかったぁ……」 
  
7:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:27:45.82 ID:6LPfu3Le0
  
   サワ 
  
 響子「ふぁ」 
  
8:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:28:24.94 ID:6LPfu3Le0
  
 P(あ、このリボン……) 
  
 P「響子、リボン新しいのに変えたのか?」 
  
9:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:29:09.11 ID:6LPfu3Le0
  
   ―― 小一時間後 
  
 響子「ごごご、ごめんなさい私っ、ついこんな時間まで……っ」 
  
10:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:29:50.00 ID:6LPfu3Le0
  
  考えてみれば、響子もまだ15歳の女の子なのだ。 
  
  仕事にレッスンに学校に、そのうえ持ち前のお世話好きもあって、寮のみんなの家事まで引き受けている。 
  好きでやっていることとはいえ、世話になりっぱなしではこっちが申し訳なくなってくるというもの。 
11:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:30:56.82 ID:6LPfu3Le0
  
  という次第で響子のために、秘密の「甘え時間」を設けることになったのである。 
  
  仕事やレッスンの合間、何か結果を出した時などに彼女は俺にご褒美を要求するようになった。 
  
12:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:33:09.15 ID:6LPfu3Le0
  
 響子「すぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜っ……♡」 
  
 P「……俺のジャケットそんなに良い?」 
  
13:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:33:55.03 ID:6LPfu3Le0
  
 響子「でも私、ほんとに感謝してるんです」 
  
 P「ん? このことに?」 
  
14:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:34:28.47 ID:6LPfu3Le0
  
 響子「え……っ?」 
  
 P「そう。仮にだけど、俺が響子のおに……」 
  
15:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:38:12.12 ID:6LPfu3Le0
  
  これがどうもツボにハマったらしい。 
  
  そもそも「妹」という立場に、彼女は淡い憧れを持っていたそうなのだ。 
  
16:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:38:41.11 ID:6LPfu3Le0
  
   数日後 ―― 
  
 美穂「あっ、プロデューサーさん!」ブンブン 
  
17:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:39:52.08 ID:6LPfu3Le0
  
 P「とにもかくにも、レッスンが順調そうで何よりだ」 
  
 P「このままいけば、来週のLIVEでは最高の結果が残せるに違いない」 
  
18:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:41:16.65 ID:6LPfu3Le0
  
 きょーこ「お兄ちゃん……♡」 
  
  
 きょーこ「お兄ちゃん♡ おにーいちゃんっ♡」 
19:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:42:00.16 ID:6LPfu3Le0
  
  ここで説明せねばなるまい! 
  
  響子は「俺に甘え倒す」という、秘密の息抜き法を会得した。 
  更にこれが進化して、本来考えたことすらない「疑似お兄ちゃん」までもゲットしてしまったわけである。 
20:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:44:54.49 ID:6LPfu3Le0
  
 P(……そして、そのようなモードを作ってしまったのには俺の責任が当然大きい)  
  
 きょーこ「もーっ、お兄ちゃんったらちゃんと聞いてるー?」プリプリ 
  
21:名無しNIPPER
2017/11/03(金) 03:45:39.03 ID:6LPfu3Le0
  
 P(このままだと何かまずいことになるような気がする。だいいち、歯止めが利かなくなる) 
  
 P(ここは一度、線引きをきっちりしておく必要がある……) 
  
41Res/28.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20