喜多見柚「アタシにとっての奇蹟」
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19: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:21:20.35 ID:WtWlSgcZ0


「それで、どうする?」


以下略 AAS



20: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:22:19.74 ID:WtWlSgcZ0





以下略 AAS



21: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:23:08.04 ID:WtWlSgcZ0


 そんなに個性ある子たちのプレゼントを選ぶなんて大変そうなのに、お兄サンはうきうき気分で楽しそうだ。こんなに想いを込めた贈り物の先にいる誰かは、きっと素敵なヒトたちなんだろうって思う。部活仲間みたいなもの、なのかな。


以下略 AAS



22: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:23:57.39 ID:WtWlSgcZ0


「柚は、もしアイドルになれたら、どんなお仕事がしたいんだ?」

「……正直に言うと、面倒くさいのはイヤかなーって。だから、アタシは難しくない仕事がいいなーっ」
以下略 AAS



23: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:24:39.91 ID:WtWlSgcZ0


「これなんか、どうだろう?」


以下略 AAS



24: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:26:20.17 ID:WtWlSgcZ0


 お兄サンは、アタシおすすめのぬいぐるみをプレゼントに買っていくようだった。アタシの方は、缶バッジでも買っていこうかと思って、ふと思い付く。お兄サンは柚のことをなにげなく褒めてくれたからね。


以下略 AAS



25: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:27:17.53 ID:WtWlSgcZ0





以下略 AAS



26: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:28:28.52 ID:WtWlSgcZ0


「他に参加されるお子様いらっしゃいませんかー」


以下略 AAS



27: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:29:08.05 ID:WtWlSgcZ0

 目の前にいた5歳くらいの子が、お姉ちゃんも一緒に歌おうって声をかけてくる。これはもう逃げられなかった。しぶしぶと、合唱団のグループに加わって、お姉さんから楽譜を渡される。面倒なことは嫌だよーって気持ちが浮かんでは消える。


 周りのみんなは、そんなに緊張してないのか、それとも幼すぎるのか、こんな状況を全然気にしてなくて、むしろ嬉しそうに見えた。そんなヒトたちを見ていると、さっきまであんなに羨ましかったクリスマスの空気に浸かってみると、なんだか暖かい。
以下略 AAS



28: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:29:53.44 ID:WtWlSgcZ0

 ピアノの音が響き始める。


 最初の1音目は多分外したと思う。それでも、周りのみんなの笑顔でどうでもよくなっちゃった。有名なクリスマスソングが小さな教会に響く。同じくらいの年の子からもっと小さな子まで、街にあったかさを届けるような声で歌う。
以下略 AAS



29: ◆tues0FtkhQ[saga]
2017/12/25(月) 18:30:50.49 ID:WtWlSgcZ0


 合唱団に放り込まれたアタシは妙な充実感をもらって、お兄サンのところに戻ってきた。なんだかとってもありがとって言いたい気分だった。でも、それはそれ。これはこれでしょっ。


以下略 AAS



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