晶葉「できたぞ助手! アイドルの貞操観念が逆転するスイッチだ!」
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1:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 09:39:12.78 ID:BF8WTLxg0


 ・下品です。


晶葉「できたぞ助手! アイドルの貞操観念が逆転するスイッチだ!」

P「さすがあきえもん! そんなものを使ったら異性に興味津々な、思春期真っ盛りのアイドルたちがいったいどうなってしまうのか! 不安と心労で荒れ狂う俺の胃腸のことなど微塵も考えず! ただただ己の開発欲求をたき木とし! 三千世界の秩序と道理を熔かし尽くして、混沌のるつぼへと流し込むゥ! というか貞操観念が逆転したあと、俺がどうなるかわかってんのか!?」

晶葉「T-1000」

P「そうだね! ターミネーター2の、溶鉱炉であっぷあっぷするアレだね! わかってんじゃねえか!?」

晶葉「もちろんだとも! 貞操観念が逆転したアイドルに追い掛け回され逃げ惑い、命からがら物陰で咽び泣く助手を想うだけで、私の胸は悦びに張り裂けそうになる! アイドルの貞操観念を逆転させたあとに起こりうるであろうドタバタラブコメディは、まさに抱腹絶倒の大喜劇!」

P「アイドルにムシャムシャゴックンされたあとの俺が、パコパコペロリン出来なかったアイドルに包丁で刺されて、腹を抱えてのたうち回るって意味じゃないよな!?」

晶葉「その通りだ! だが残念ながら、この胸裏に渦巻く欲求を満たしても、そのままでは助手が死んでしまう! 私は苦悩した! スケベな助手がよりドスケベなアイドルを前に為す術もなく敗北し、敗走し、敗者として蹂躙される様をお腹いっぱいに堪能したいのに! この世界がそれを許してくれない! 男がスケベでなにが悪い! 女がスケベでなにが悪い! 誰だって一皮むきむきスケベニンゲンのくせに!」

P(今日の晶葉はよくトぶなぁ……)

晶葉「だが! その葛藤が私の着想にコペルニクス的転回をもたらした! スケベを世界が許してくれないなら、スケベを許してくれる世界にすればいいだけじゃないかと!」

P「おっ、そうだな(白目)」

晶葉「そこでまず全世界76億人の貞操観念を逆転させるべく、必要な電力を計算した所、1億8000万kwという途方もない電力が必要になった。いくら私でもその電力を確保するにはモノとカネが足りない。あるのはヒトだけだ。そこで私は『地上の星』を聞きながら、この頭蓋骨に詰まったマンパワーを振り絞り、とある結論に達したのだ」

P「まさか、去年の異常な仮想通貨の高騰はお前が……!」

晶葉「ふはははは! その手があったな、助手! だがそれは違うぞ! 正解は『76億人の貞操観念を逆転させるのが難しいなら、76億人の貞操観念が逆転している世界に、助手を放り込めばいいじゃない』だ!」

P「牛刀割鶏! 牛刀割鶏!」

晶葉「マッドサイエンティストA・Iに不可能はない! そして計算した結果、助手を貞操逆転世界に送り込むのに必要な電力は、1.21ジゴワットであることが判明! 必要電力の劇的なカイゼンを達成した私は、即座にスイッチの制作に取り掛かった!」

P「およそ99.3%の省エネをしてなお、原発一基分に相当する電力なんですがそれは」

晶葉「刮目せよ! これがアイドルの貞操観念が逆転した世界に助手を転送するスイッチだ!」

P「うん、なるほど。コンソールの保護ガラスの下のそれ。てっきりラボの自爆スイッチかと思ってたけど、なるほど。コンソールというかこの部屋自体がスイッチだったわけか。うん、なるほど?」

晶葉「それでは早速始めよう! プログラム、ドラァァァイヴッ!!!」バキンッ

P「ちょっと待ってそれ初回成功率ほぼゼロパーセントのやつじゃないよね!?」

晶葉「確率なんてのは単なる目安だ! 足りない分は勇気とガッツで補えばいい!」

P「助けて僕らの勇者王ォォォオオオオオ!!!」


 ――空間歪曲。


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2:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 09:43:10.50 ID:BF8WTLxg0
P「………………知らない、天井だ」

比奈「お、プロデューサー。目が覚めたっスか?」

P「ん……ここ、は」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 09:46:45.01 ID:BF8WTLxg0
P「待って。論理の飛躍が完全におかしい。着地点が異次元まで……、異次元……?」

比奈「プロデューサー? どうしたんすか、いきなりさいとうたかお先生の劇画みたいな顔になって」

P「貞操観念の逆転……? なあ、比奈、えっちって好きか?」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 09:48:08.09 ID:BF8WTLxg0
P「おうともさ」

比奈「引きこもりでオタクでドスケベで、学校ではどこにでもいるような陰モブで……ハタチになっても処女を捨てられなかったどうしようもない喪女っスけど……私、魅力的ですか?」

P「ああ、もちろんだ。普段から髪ボサボサだしジャージだし女子力皆無で、女であることを全力で投げ捨ててるような性格だけど……でも、だからこそかな。ステージの上では誰より輝いて見えるんだ。そもそもシンデレラガールズって本当の自分を探し出すのがコンセプトだし、そういう意味では比奈はメインヒロインだよ、文句なしに」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 09:49:19.74 ID:BF8WTLxg0
比奈「なんスか、あとちょっとで世界征服できるんスよ?」

早苗「ええ、全ての女に必要なだけの男が行き渡る世界……人類救済といっても過言ではないわ」

P「それはちょっと脇において、こっちの世界の晶葉とお話したいんだけど。元の世界に戻るために」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 09:50:29.92 ID:BF8WTLxg0
晶葉『……比奈、どういう状況だ?』

比奈「早苗さんがプロデューサーをなだめるためにおっぱいを貸したら、本当に借りたっス……マジで微塵のためらいもなくすがりついたっス」

晶葉『なんと……男が女の胸を求めるなど、我々の常識では信じられないが』
以下略 AAS



7:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 09:51:16.17 ID:BF8WTLxg0
志希「……ねえプロデューサー、手とか繋いでいい?」

P「どうぞ」

志希「ありがと。……ふふ、あったかい」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 09:53:14.11 ID:BF8WTLxg0
奏「あらPさん、おはよう」

周子「おはよ、Pさん。ところで志希ちゃんフレちゃん、なんだかPさんが嫌がってるように見えるけど……本当に貞操観念が逆転してるの? あたし無理やりってのはあんまり好きくないんだけど」

志希「そこはダイジョブ。このジャケットはなんと、プロデューサーから貸してくれたモノなのだー!」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 09:54:28.57 ID:BF8WTLxg0
P「や〜めろお前! チッ! あ"〜もう!」

フレデリカ「抵抗しても無駄だ!」

奏「四人に勝てるわけないでしょ」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 09:55:54.30 ID:BF8WTLxg0
周子「なっ……!?」

奏「い、一瞬で全裸に……!」

志希「まさか物質透過!? 縄を抜けるためだけに服まで脱ぎ捨てるなんて……!? 一体いつ人間を卒業したの!?」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 09:56:53.09 ID:BF8WTLxg0
美嘉「………………むー」

P「えっ、なんでふくれっ面してるの?」

美嘉「莉嘉は名前で呼んで、アタシはお姉さん?」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 09:57:40.38 ID:BF8WTLxg0
莉嘉「処女でいちゃダメってところくらい、かな」

美嘉「そっか……ごめんね、ウソついて……」

莉嘉「ううん! 謝る必要なんてないよ、お姉ちゃん! むしろ逆にスゴイよ!」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 09:58:21.19 ID:BF8WTLxg0
P「えっ? いや、そこをなんとか。ロッカーの鍵なら壊していいから」

あやめ「むっ、P殿はわたくしを見くびっておられるのですか? ロッカー程度の鍵開けなら十秒もいりません」フンスフンス

P「それは頼もしい。ではその見事なニンジャスキルでお願いだから服をとってきてください、何でもしますから」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 09:59:03.91 ID:BF8WTLxg0
P「えっ? なんでダンボール開けてるの?」

あやめ「ほ、本当に全裸だったとは……ゴクリ……想像よりもずっと逞しいお背中で……あっ、中にこもっていたP殿の匂いが……くふぅ♡」

P「ちょっと待って。このダンボール一人しか入れないからね? 無理やり入ってきたらダンボール破れちゃうからね?」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 09:59:50.95 ID:BF8WTLxg0
凛「いいよ。私の勝ちは揺るがないけど、遊んであげる」

P「ちょっと待った、戦ってる途中でスイッチが誤作動する可能性がある。勝負に水を差しかねないブツは、こちらで預からせてもらう。さあ、ダンボールに向かって投げるんだ」

凛「いいけど……さっきからなんでダンボールに入ってるの?」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 10:00:34.58 ID:BF8WTLxg0
P「そうだったのか……なら、俺とプロデューサーをすり替えたのは、女性恐怖症のプロデューサーからアイドルを遠ざけるためか」

晶葉「ああ。助手をケアしつつ、観察が君にアイドル集中させてサンプルを集める。我ながらいいアイデアだった。呼び出した場所が転送装置でなく、事務所だったのは計算外だったが」

P「比奈と早苗さんはどうしてるんだ? 連絡がつかないが」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 10:01:50.21 ID:BF8WTLxg0
凛『……なにか言ってよ。私、勝ったよ? 褒めてよ。頑張ったなって……抱きしめながらセックスしてよ……』

P「セリフはともかく、声色からしていまにも泣きそうだな」

晶葉「死闘の果てにプロデューサーに無視されてるんだ、かなりの深手だろうさ」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 10:02:32.37 ID:BF8WTLxg0

 ――状況説明。


晶葉「……というわけで、助手が貞操観念を逆転させることを決心させるために、貞操観念が逆転した世界からプロデューサーを呼び出して、その一部始終を観察していたというわけだ」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 10:03:31.65 ID:BF8WTLxg0
P「わー、いい笑顔ォ。理由を教えていただけないでしょうか」

琴歌「西園寺家は晶葉さんに多大な投資を致しましたので、その一部をプロデューサー様のお身体で回収させていただくのですわ」

P「……なるほど。だが晶葉から聞いていなかったのか? 俺は物質をすり抜ける力がある。この部屋がすり抜けられることは、すでに確認済みだ」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2018/05/12(土) 10:04:30.95 ID:BF8WTLxg0
琴歌「あっ、私のベルトが……! きゃっ!」

桃華「磁力スイッチが効いているのに、琴歌さんをむりやり引き剥がして……! ああっ、ひどい! ベルトで後手に拘束するなんて……! い、一体何をするつもりですの、プロデューサーちゃま……///」ドキドキ

P「膝を付いてケツを上げろ琴歌ァ!」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER
2018/05/12(土) 10:05:42.46 ID:BF8WTLxg0

桃華「……あら! ごめんなさい、プロデューサーちゃま。ハンカチを渡したつもりが、うっかり間違えてしまいましたわ」

P「ふつう間違えないよね? どう考えても間違えないよね? なにをどうしたらハンカチとヒモパンをうっかり間違えるの?」

以下略 AAS



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