【艦これ】出張!!艦娘専門店のようです
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32: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:24:33.69 ID:hoF/GHRu0
川 ゚ -゚)「失礼、少々取り乱しました」

( T)「少々どころじゃなかったけどな」

川 ゚ -゚)「まぁこんなもんジャブですよジャブ。大事なのはこれからです」
以下略 AAS



33: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:26:16.56 ID:hoF/GHRu0
叢雲「司令官」

( T)「叢雲、此方のお嬢さんは『稼ぎに来た』んだ。そうだよな?」

川 ゚ -゚)「勿論。叢雲さんが危惧しているような密告など一銭の得にもなりません」
以下略 AAS



34: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:28:14.49 ID:hoF/GHRu0
叢雲「……ハァ」


叢雲はキツい視線を解き、降参と言わんばかりに両手を上げた

以下略 AAS



35: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:32:14.52 ID:hoF/GHRu0
叢雲「ねぇ砂尾さん、誰だって正直者が好きよねぇ。腹の内、一切合切ぶち撒けてくれないと、こっちだって『はい』とは言えないわ」

川 ゚ -゚)「ええ」

叢雲「お金より欲しいモノがあるんでしょ?そしてそれは、ウチでしか提供できないモノである筈よね?」
以下略 AAS



36: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:33:16.77 ID:hoF/GHRu0
川;゚ -゚)「……」


砂尾は額に浮かんだ冷や汗をハンカチで拭うと、意を決したのか大きく息を吸い込んだ

以下略 AAS



37: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:36:05.07 ID:hoF/GHRu0
表情は一際険しくなったが、一先ず矛を収めてはくれた。砂尾はこの先、より慎重に言葉を選ばなければならない
もしも裏に潜む者が『そいつら』だった場合、今度は俺が叢雲に代わり相応の『お見送り』をさせて貰おう


( T)「手を出そうとしたもんが何か、よーくお分かり頂けただろう。では続きをどうぞお嬢さん。何を目的に、俺自身のデータが欲しいんだ?」
以下略 AAS



38: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:38:02.47 ID:hoF/GHRu0
ここに含まれる彼女の要望は二つ。俺自身の身体能力のデータと、試作機のテストプレイだ
そして恐らく、俺を元にして造られた物の使用者は『海軍』に限られる。それも、ギコやしぃのように前線に出てる兵士に向けた物だ。めちゃくちゃ嫌がりそう
俺は俺の事を、別に大した人物とは思っていない。単独で深海棲艦をぶっ殺せると言っても、艦娘ほど安定はしていないし、戦果も挙げられない
ならむしろ、艦娘を元にした装備の開発を進めるべきでは無いか?ヒトが彼女達の力を得れば、戦力バランスは此方に大きく傾くのだから
『俺じゃなきゃダメ』なんて事は決して無い。他に何らかの思惑はある筈だ
以下略 AAS



39: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:40:34.23 ID:hoF/GHRu0
( T)「……アンタ、ひょっとして」

川 ゚ -゚)「『お勉強』はしてきましたからね。提督様、そして叢雲さんに対する非道な仕打ちも、当然耳にしております」

( T)「連中の正体も?」
以下略 AAS



40: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:44:23.55 ID:hoF/GHRu0
( T)「さて……それじゃあアンタは、二重スパイか?」

川 ゚ -゚)「みたいなもんです。そして、あなた方の『味方』でもあります」


以下略 AAS



41: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:48:40.06 ID:hoF/GHRu0
川 ゚ -゚)「いやしかし、随分と慕われているようですね」

( T)「お互い様だよ。尊重には尊重で返す。それが礼儀ってもんだろ。あと情緒どうなってんだお前」

川 ゚ -゚)「見習いたいものです」
以下略 AAS



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