過去ログ - 闇霊使いダルク「恋人か……」
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39:1[sage]
2010/06/08(火) 23:36:01.70 ID:FUJqtM6o
 ダルクはとっさに、手についた毛布をバサリとふりかけた。
 ギゴバイトは簡単に包まったが、そのまま毛布玉の中でじたばた暴れ続ける。

「ぎょ、行儀が悪いなギコ君、主人と違って」
以下略



40:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/09(水) 00:03:58.26 ID:G36l8Hw0
>>1乙! いつも楽しく読んでるぜ。頑張って!


41:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/09(水) 01:35:25.73 ID:qXLNQgUo
終わりかー
ところでここってage進行?sage進行?


42:1[sage]
2010/06/09(水) 02:09:54.36 ID:E4cC.YSO
>>40
少なくてごめんなさい
ありがとうございます。本当に素直に励みになります

>>41
以下略



43:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/09(水) 23:36:36.86 ID:46marmUo
期待


44:1[sage]
2010/06/10(木) 00:11:21.27 ID:WgrV/bQo

(……よく寝てる)

 今しがたすぐそばで一騒動あったというのに、エリアは全く反応する素振りもなく、すやすや寝入っている。
 服装は最後に見たときと同じ、きみどり色の縦線セーターに紺色のミニスカート。基本的にこれが室内着らしい。
以下略



45:1[sage]
2010/06/10(木) 00:12:25.15 ID:WgrV/bQo
 帰る前にきちんとお礼を言いたかったけど、眠っているところを邪魔してはまずいな。
 一筆書き置きしておこう。

「ちょ、ちょっと紙とペン借りるな」
以下略



46:1[sage]
2010/06/10(木) 00:13:51.39 ID:WgrV/bQo

 ダルクは葛藤する。
 女の子に直に触れるというのは猛烈に抵抗がある。

 ギコ君から毛布を剥ぎとって、それを掛けるだけにしておこうか。
以下略



47:1[sage]
2010/06/10(木) 00:15:30.16 ID:WgrV/bQo
(そういえばディーは? 我が愛しの使い魔はどこに行った? 外で待ってたりするのか?)

 別の思考回路をフル稼働させ、エリアを肩口に担ぐ。
 想像以上に軽い。
 布を通した肉感の柔らかさ。
以下略



48:1[sage]
2010/06/10(木) 00:17:16.84 ID:WgrV/bQo

「ダルク……君……?」

 ダルクは凍りつく。
 抱えていた残りを思わず手放す。
以下略



49:1[sage]
2010/06/10(木) 00:19:19.71 ID:WgrV/bQo
「ご、ごめん、もうその、帰る! い、色々ありがとう!!」

 自分のコートと杖を引っつかみ、一直線に部屋の戸口まで駆け出す。
 エリアの呼び止めるような声が聞こえた気がしたが、振り返る勇気なんて微塵もなかった。
 ダルクは鬼気迫るがごとく玄関らしきドアを探し当て、そこからためらいなく夕闇の中へと飛び出した。
以下略



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