過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
↓
1-
覧
板
20
243
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 19:42:14.54 ID:IhqcQz2o
いつもと同じ、他愛ない会話。
基本的に見舞いに来てくれる彼ら以外には話し相手もイベントも無い入院生活を送っている一方通行には、今更彼らに聞かせてやれるような話など何も無い。
なので彼は、黙って上条たちの話に耳を傾けていた。
ただそれだけでも、楽しかった。いや、それこそが彼の幸せだった。
以下略
244
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 19:44:31.20 ID:IhqcQz2o
以下略
245
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 19:48:48.87 ID:IhqcQz2o
「小萌せんせー」
以下略
246
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 19:51:29.32 ID:IhqcQz2o
「で、カミやん、今日はどうするんだにゃー?」
「あー、まあたまには一緒にゲーセン行くか。確かに最近付き合い悪かったかもだし」
「おお、カミやんは彼女ができても友達を大切にするタイプなんやね! そういう奴は好きやわー」
以下略
247
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 19:54:57.10 ID:IhqcQz2o
「そんなことにはならないよ、絶対にね。だから君は、何も気にすることはない」
それを聞いた一方通行が、何を思ったのかは定かではない。だが、彼はただゆるゆると首を振った。
まるで、そんな彼らの優しさを拒絶するかのようだった。
以下略
248
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 19:57:58.80 ID:IhqcQz2o
「ああ、心配しなくてもいい。信頼できる、良い子たちだよ。だから疑う必要はまったく無い」
「…………、そォか」
以下略
249
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 20:01:55.41 ID:IhqcQz2o
「あるある、これやな。っと、コインが無くなったからちょっと両替してくるわ。ちょっと待っててなー」
「おう、いってらっしゃい」
以下略
250
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 20:06:41.20 ID:IhqcQz2o
そんな会話をしていると、ふと上条は喧嘩相手である二人を押さえつけていた手に抵抗が感じられなくなっていることに気がついた。
どうしたのかと思って二人を振り返ってみれば、二人は上条たちの方に興味が移ったからか早々に喧嘩を中断してこちらを観察していた。非常にうざったい。
「おお、噂をすれば影だぜい。こないだ一緒に歩いてた子だにゃー」
以下略
251
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 20:10:15.57 ID:IhqcQz2o
本当に特に執着心があるわけではないらしく、一方通行は説明を聞くとすぐにUFOキャッチャーから興味を失ってしまったようだ。
それでも一方通行がこうしたゲームに非常に強いことを知っている上条は、ポケットからコインを取り出すとそれを彼に差し出しそうとする。
「なんだ、それならちょっとコイン分けてやるよ。ちょうど余ってるし」
以下略
252
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 20:14:09.04 ID:IhqcQz2o
「そォ言えば、オマエもタイムセールだろ。急がなくてイイのか?」
「うおっ、そうだった! 教えてくれてありがとな! それじゃ一方通行、今度の休日に!」
以下略
253
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2010/12/18(土) 20:17:51.74 ID:IhqcQz2o
と言うわけで、ひどい前振り回でした。
一方さんの性別については原作準拠にしてみましたが、特に意味はありません。でもやっぱり性別:天使なのかなあ。
まあ何であっても一方さんは一方さんなので一向に構わないんですけどね! 一方さんマジ天使!
そういえばマジで23巻はいつ発売するんでしょうね。やっぱゲームと同時期かなあ。
以下略
1002Res/1072.87 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1294936403/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice