過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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38:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/10/27(水) 21:51:30.87 ID:/ENKDak0
スレ立つの待ってましたー!
トリはつけた方が見やすいと思う


39:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/10/27(水) 23:24:44.00 ID:Edxl2vY0
面白えー!
純粋に続きが気になるっていうか、凄い楽しみです支援支援


40: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/10/27(水) 23:28:42.21 ID:AsXHCfIo
どうもこんばんは。支援ありがとうございます。
さっそくトリ付けてみました。これで少しでも見やすくなれば良いんですが……

では、投下はじめますね。


41: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/10/27(水) 23:29:32.96 ID:AsXHCfIo
約束の日曜日、待ち合わせ場所である病院の前の広場で、上条は二人がやって来るのを待っていた。
本当ならこの病院に入院している一方通行が一番最初にここで待っているはずだったのだが、どうも外出手続きに手間取っているらしい。
前もって申請するのを忘れていたのと、まだだいぶ早い時間で病院が忙しいこともあって少々時間がかかっているようだ。
と言っても、冥土帰し曰くそれほど時間がかかる訳ではないらしいので、外出自体にはまったく影響はないのだが。
以下略



42: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/10/27(水) 23:31:11.08 ID:AsXHCfIo
「それより、何処に行くの? 私は特に決めてないんだけど……」

「あ、そっか。俺も特に考えてないんだけど……。一方通行、どっか行ってみたいところとかあるか?」

「俺も特にねェな。歩きながら決めれば良いだろ」
以下略



43: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/10/27(水) 23:32:01.98 ID:AsXHCfIo
地下街を彷徨い始めて数時間後。そろそろ昼食を食べに行こうかな、と三人が考え始めた頃のことだった。
上条と美琴と一緒に地下街を歩いていた一方通行が、ある店の前で唐突に立ち止まった。
一拍遅れてそれに気付いた上条は美琴に声を掛けてから立ち止まると、一方通行がじっと見ている店に目を向ける。

「ゲーセンか。やっぱり見覚えあるのか?」
以下略



44: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/10/27(水) 23:32:39.17 ID:AsXHCfIo
「はあ、俺に平和な日々が訪れることはあるのだろうか……」

「諦めろ、あれは天性の負けず嫌いだ。本気で戦って勝つか負けるかしないと納得しないだろォな」

「いやでも流石に女子中学生を殴ることには抵抗が……」
以下略



45: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/10/27(水) 23:33:25.92 ID:AsXHCfIo
しばらくの間そんな奇怪な状況が続いていたが、最終的に軍配は美琴に上がった。

「やったあ! 勝ったー!」

「うう、負けた……」
以下略



46: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/10/27(水) 23:34:57.80 ID:AsXHCfIo
上条にしては珍しいことに、すっかり熱くなってしまっているようだ。
またその一方で、美琴は今まで上条に逃げられてまくって勝負できなかった分の鬱憤をここぞとばかりに晴らそうとその挑戦を受けて立つ。
二人は同時にポケットの中からゲーセン用のコインを取り出すと、それぞれゲーム台に投入した。
……そんなことをかれこれ十回も繰り返していたのだが、その結果はと言うと。
以下略



47: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/10/27(水) 23:36:22.59 ID:AsXHCfIo
十分後。
……これには流石の上条も目を丸くしてしまった。何故ならなんとあの美琴が、初心者であるはずの一方通行に負けてしまったのだ。
それから何度対戦を繰り返しても、やはり結果は一方通行の勝利で終わってしまう。
そうしてやがてついに観念した美琴は、先程の上条とまったく同じようにゲーム台に突っ伏して項垂れていた。
以下略



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