過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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79: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/05(金) 21:32:30.53 ID:mbTsdywo
御坂妹は目を大きく見開き、驚愕の表情を露わにする。
すると垣根はすうっと裂くような笑みを浮かべながら、如何にも可笑しくてたまらないといった口調でもう一度尋ねた。

「なあ、10032号。どう思ってるんだ?」
以下略



80: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/05(金) 21:33:06.25 ID:mbTsdywo
「その目論見が失敗しようが成功しようが、お前らは死の運命からは逃れられない。だったらせめて楽に殺して欲しいとは思わないのか?
 アイツなら、きっとそうしてくれただろうに」

「……同じ死ぬなら、大切な人を一人でも救いたいと思うのはそんなに可笑しなことですか、とミサカは疑問に思います」
以下略



81: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/05(金) 21:33:52.17 ID:mbTsdywo
―――――



「っつゥことがあったンだよ」
以下略



82: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/05(金) 21:34:36.03 ID:mbTsdywo
一方通行は心の中だけで呟きながら、冷めた目で美琴にしばかれている上条を見つめていた。
病院内では電撃を使えないからか、美琴は最近になって素手による攻撃方法を多数習得し始めていた。なんだかどんどん強くなっている。
それでも女の子に負ける上条ではないのだが、反撃できないのでされるがままだ。ひたすらギブギブと悲鳴を上げている。

「くっ、ここまでやっても落ちないか……。流石に手強いわね」
以下略



83: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/05(金) 21:35:40.50 ID:mbTsdywo
「ええそうよ。記憶喪失なのに詳しいわね。でも、だったらどうしてクローンの話なんかするのよ?」

「いや、もし実際にそンなもンが目の前に現れたら、オマエはどォ思うのかと思ってよ」

「ええ? どう思うのかって……何よ急に?」
以下略



84: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/05(金) 21:36:35.29 ID:mbTsdywo
―――――



「駄目だった」
以下略



85: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/05(金) 21:37:16.12 ID:mbTsdywo
そんな中で、上条が唐突に声を上げた。

「もしくは『ビリビリ、実はお前を姉と慕うクローンが居るんだが、会ってみてくれないか?』だな」

「それもどォなンだよ。ショック的には大差ねェぞ」
以下略



86: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/05(金) 21:38:11.29 ID:mbTsdywo
遂に御坂妹に根負けした上条は、諦めたように溜め息をつく。
コーヒーを飲みながら他人事のように二人の会話を眺めていた一方通行は、それを見届けると再び口を開いた。

「決まったか? あァ、俺は口出ししねェぞ。
 作戦を決行するかどォかは御坂妹が決めることだし、噂に誘われてクローンを探すかどォかは御坂が決めることだからな。
以下略



87: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/05(金) 21:41:30.76 ID:mbTsdywo
今回はここまで。
色々分かり辛いと思いますが、今はただ雰囲気だけわかってもらえればと思います。伏線はちゃんと回収します。
あとていとくんの言動がものすごい書きにくくて、何度ていとくん死ねと思ったか分かりません。ていとくん好きですが。
原作のイメージと二次のイメージがごっちゃになって何だか変なことになっている……。
しかも原作だと出番少ないのでキャラ掴みにくい。未元アーマーとかじゃなくて本人出してください本人。
以下略



88:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/11/05(金) 22:16:32.36 ID:vM1Q4YUo
乙ニャ!


89:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/11/05(金) 22:20:39.64 ID:xg55V6E0
乙です
むー、雲行きが怪しいですな……しかし垣根さんも根っからの悪人ではなさそうで
他人を想う事が出来る優しい人が多いはずなのに、世界は不幸で満ちているのは……
これからどのようにお話が展開していくのか楽しみにお待ちしております


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