49:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 02:49:40.94 ID:Hnml+c0n0
佐天の様子を見て、男はふぅ、と男はため息をつく。
まるで、やれやれと言った素振りだ。
「緊張しすぎだって!平気だよ!リラックス!」
50:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 02:53:56.36 ID:Hnml+c0n0
「こうした技術を外部に漏えいさせないために学園都市の情報を守る部隊がいるんだ」
「え、っと…それって警備員とか風紀委員みたいな感じですか?」
51:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 02:55:29.63 ID:Hnml+c0n0
「は、はぁ?」
(え?なんで私なの?)
52:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 02:57:33.56 ID:Hnml+c0n0
「そ、アイテム、じゃ、誰でもいいから押してみて」
佐天は男に言われると適当にボタンを押してみる。
53:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 02:59:11.65 ID:Hnml+c0n0
「うん。ってか君記読んだはずなのに驚きすぎだよ…」
「す、すいません、飛ばし飛ばしで読んでてつい…」
(うわぁ…すごいなぁ…こんなにかわいいのに…レベル5で第四位かぁ…次はどんな人なんだろう?)
54:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 03:00:13.19 ID:Hnml+c0n0
佐天は本名ではなくて名前だけ表示されている『フレンダ』に疑問を抱きつつ、次のページを開いていく。
運転席に座っている男は佐天が真面目にアイテムの記事を読んでいる事に配慮してか、静かに腕を組んで運転席に座っている。
55:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 03:01:36.35 ID:Hnml+c0n0
質問の意味がわからずうっかり質問に質問で返してしまう。
男は気まずそうに笑顔を浮かべている。
「君が幻想御手を使って昏倒してから、回復する今に至るまで君の生活は完全に監視されていたんだ」
56:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 03:08:40.17 ID:Hnml+c0n0
言ってからはっ、と気付いて佐天は頭を男にペコペコ下げて謝る。
「謝らなくていいよ、むしろ、今の君のそういう感情があってこそ、この仕事はやりがいがあると思うんだ」
57:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 03:09:54.09 ID:Hnml+c0n0
「そう、あなたの友人たちが関わっている様な世界に君も来れるかもしれないね。しかも何のリスクもなくて」
真剣に聞けば、ちゃんちゃらおかしい話だと言う事はわかる。
佐天自身もそれは承知していた。
58:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 03:11:57.05 ID:Hnml+c0n0
「ホント!?やった!そっか、ありがとう!じゃぁ…詳しいことは追々連絡するね!」
男は指をぱちんとならす。嬉しそうだ。
59:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/19(水) 03:14:36.11 ID:Hnml+c0n0
今日はここでおしまい。
見苦しいミスあってすいません…。
ではまた近日中に投下します。
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