834:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:16:59.84 ID:k76KLL5go
(そうよ…裏切り者を倒してから…そ、その次にスクールよ……!)
麦野は冷や汗をぬぐってサロンを出るとサロンで起きた抗争でいち早く警備員や風紀委員が集まっていた。
835:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:19:23.17 ID:k76KLL5go
フレンダは走る。全力で!
振り向けば麦野が追撃してきていた。
836:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:20:59.90 ID:k76KLL5go
フレンダはいち早くステファニーと決められた場所へ向かう。
それが先決だった。彼女は携帯のGPSに登録されている座標を確認しつつ、足を運んでいく。
837:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:22:29.88 ID:k76KLL5go
「どこに逃げようとしてるのかにゃん?フレンダぁ!?」
甘ったるい麦野の声がフレンダの耳朶に響く。
838:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:26:03.04 ID:k76KLL5go
「何で裏切ったんだぁ?フレンダぁ!!オイ!!!!」
麦野に裂帛の気合いで怒鳴られたフレンダは小さく「ひっ!」と震えた声を上げる。
839:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:28:54.77 ID:k76KLL5go
「……」
「あーむかつくわ。お前ここで死ね」
840:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:30:02.33 ID:k76KLL5go
「…ッ…ああ!!」
麦野の放った原子崩しはフレンダのふくらはぎに一pほどの貫通穴を作った。
841:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:31:51.24 ID:k76KLL5go
口角泡を飛ばしながら麦野は怒鳴る。
「お前の戦い方は確かに無能力者の中でも最高峰の部類だと思う、けどな、フレンダ。お前は裏切ったんだよ、この私を、アイテムをっ!」
842:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:33:05.44 ID:k76KLL5go
「……お前だけまんまとこの学園都市の闇から逃げようなんて絶対に許せねぇ!」
フレンダは返す言葉が全く思い浮かばなかった。
843:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:40:46.99 ID:k76KLL5go
「がっは…!い、っ……!」
「いーざまだぁ。こりゃ。よし!ここで提案しましょ☆このまま撲殺されるか、原子崩しであっさり殺されるか、どっちがいいかにゃん?」
844:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/19(土) 04:42:52.53 ID:k76KLL5go
「…はぁい、フレンダちゃんはもれなくぅーーーー、原子崩しで真っ二つの刑に決まりましたぁ!パチパチ」
「…痛くし…な、っう…!」
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