862:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:11:50.77 ID:HhUvIBkbo
――猟犬部隊の応急車輌内にて
数多はしばらくの間失神していた。
863:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:15:09.71 ID:HhUvIBkbo
救急車の側壁を数多は思いっきりたたく。
逃げられたのだ。学園都市外からやってきた得体の知れない傭兵に。しかも失神させられて。
864:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:16:04.62 ID:HhUvIBkbo
(ったく…アイツの組織も戦闘中か?電話に出ろ)
ストレッチャーに横になったまま数多は携帯を自分の受話器に宛がう。
865:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:17:46.95 ID:HhUvIBkbo
『こいつら全員無能力者じゃねェか』
「うるせぇな。黙って消せ、後裏切り者を出したアイテムにも容赦しなくていいぜ」
866:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:18:16.65 ID:HhUvIBkbo
「援護要請だ。お前等の所の人員を割いて欲しい」
『了解。じゃ、座標指定してくれれば人員をそっちに回すから、お願いね』
867:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:19:07.16 ID:HhUvIBkbo
――第三学区の立体駐車場
「お、おい!麦野大丈夫か?」
868:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:19:51.88 ID:HhUvIBkbo
(あの白人女、確かフレンダの姉とか言ったか?…に私は、たしか、撃たれて倒れて……そっから……)
麦野は自分が撃たれた時の前後の一連の出来事を思い出す。
869:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:21:15.35 ID:HhUvIBkbo
「え……、浜面と?」
麦野は記憶を思い返す。
870:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:23:30.66 ID:HhUvIBkbo
「なっ。何してんだよ…!はまづらぁッ!」
麦野にとっては浜面のキスもただの欝陶しい唇をくっつけるだけの動作程度にしか感じられなかった。
871:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:24:28.88 ID:HhUvIBkbo
――第七学区オフィスビル群
美琴は目の前で繰り広げられている戦いに言葉を失っていた。
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