過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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9:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 18:51:42.44 ID:RxVAfjGZ0
「…その人材派遣さんが私になんの用なんですか?」


『あ、鋭い指摘だね、単刀直入に言うけど、君に引き受けてもらいたい仕事があってさ』
以下略



10:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 18:53:42.18 ID:RxVAfjGZ0
その言葉を聞き、答えに窮する佐天。
たいして男は佐天が黙っている事をいいことに喋る。


『取りあえず、段ボールの底を見てほしい』
以下略



11:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 18:56:39.33 ID:RxVAfjGZ0
佐天は試しにぱらぱらと一万円に目を通す。
本物かどうかは中学生の彼女には判定できないが、見た目はちゃんとした一万円のようだ。


以下略



12:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 18:58:11.78 ID:RxVAfjGZ0
佐天はいきなり自分の心の内面がえぐられる様な気分を味わう。
なぜなら今、彼女は幻想御手のショックから回復して学校で補習を受けており、只今絶賛、能力についての話を受けているからだ。


正直、あまり能力とかそういう話はしたくないのが今の彼女の本音だ。
以下略



13:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 19:01:39.35 ID:RxVAfjGZ0
『そうそう、えーっとね…これ以上電話で言うことはできないから…今日会えるかな?』


「なんですか、それ。ついさっき電話掛けてきた人にあれよれよと会おうなんて気がしません」
以下略



14:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 19:03:46.42 ID:RxVAfjGZ0
「あ、わかりました」


『あ、そうそう、それとこの電話は持ってきてね、今佐天さんがもってる電話で説明するから』
以下略



15:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 19:04:39.41 ID:RxVAfjGZ0
警備員の詰所に佐天はいた。


『あら、佐天さん、今日も詰所にきていらしたんですの?』
以下略



16:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 19:05:34.43 ID:RxVAfjGZ0
『待って!私も行って良いですか?』


そこは虚空。何もない。誰も答えない。
以下略



17:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 19:12:41.14 ID:RxVAfjGZ0
『初春?あなたからも何か行ってあげて下さい!お姉様は無能力者の男に気があるそうなのですが…お姉様の様な上品な御方とはどう考えても釣り合わないですの…!』


『…私は人それぞれで良いと思いますけど…ダメですかね?佐天さんはどう思いますか?』
以下略



18:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 19:15:34.32 ID:RxVAfjGZ0
またシーンが暗転する、今度は声だけだ。
聞き慣れない男の声だ。


『おーい!おーい!起きろ!超電磁砲が…!』
以下略



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