過去ログ - 一方通行「いい子にしてたかァ?」
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38:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:15:59.44 ID:qfluUYGG0

日頃から湯船に入る前に、身体を洗うように言い聞かせているため、想は身体に湯をかけるとボディーソープを泡立て始める。
広い浴室は、青年と少女が並んで座る余裕があった。
少女の母親が決めたこのマンションの目玉の一つがこの大浴室だ。
全寮制のお嬢様学校、それも頭に超が五つくらい付くような学校の出だけあって、浴室やキッチンにはうるさいのだろうか。
以下略



39:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:17:16.69 ID:qfluUYGG0

想は諦めたのか、渋々シャンプーを泡立てて、肩まで伸びたセミロングの髪をわしゃわしゃと洗いはじめる。

泡が目に入らぬように目をぎゅうぅっと瞑っている姿に笑いをこらえる。
本人は一生懸命なのだから。
以下略



40:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:18:04.93 ID:qfluUYGG0

「100まで数えるからなァ。もう覚えたか100まで?」

「うん。きぬはたせんせいにもほめられたの。『そうちゃんちょうすごいです。てんさいです』ってほめてたの」
以下略



41:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:18:43.28 ID:qfluUYGG0

「うるせェ、ガキが起きるだろォが」

一方通行はそんな脳天気にさえ思える声に、しかめ面で答える。
声を抑えている彼に、一瞬首を傾げるが、すぐさまその理由に気づく。
以下略



42:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:19:22.67 ID:qfluUYGG0


「今さっき寝付いたって…もう11時じゃないの。こんな時間まで起こしてたのアンタ」

以下略



43:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:20:07.90 ID:qfluUYGG0

もっとも時間が深夜に近い。

ハンバーグは流石にカロリーを気にして食べないかもしれないなと、一方通行は簡単な軽食でも準備しておくべきだったかと考えるが、美琴の反応は至ってシンプルだった。
以下略



44:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:21:45.91 ID:qfluUYGG0

しかし、想の寝顔を見つめているとそんな考えは即座に吹き飛ぶ。

こうして自分を待っててくれた娘がいるのだ。
以下略



45:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:24:21.72 ID:qfluUYGG0

本日の投下終了〜
冗長な話でゴメンなさいね。でもこれからもきっとこんなノリ。
電磁通行というよりも一方お父さんと電磁娘って感じになってるな。


46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/27(木) 22:25:23.62 ID:jFJuUqYTo
乙乙

想が可愛すぎるだろ


47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]
2011/01/27(木) 22:29:07.56 ID:OxJb6XJQ0
おつおつ

一方さんの足の間に想ちゃんか…


48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/27(木) 22:32:05.93 ID:qNTHB9RYo
これ絶対、周囲に誤解されてるよね。


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