過去ログ - 紬「アイスの棒で?」
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 00:30:56.98 ID:ApuBWSEk0
「じゃあ、タイミングと場所は部活中ということで決定ですね」

「次は何を決めるの?」

「そうですね……肝心の台詞でも決めておきますか、一応」
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 00:42:08.63 ID:ApuBWSEk0
「律先輩? どう思いますか」

「うーん、そうだなぁ。ちょっとストレート過ぎると思う。それに唯ならきっと、『えっ、何のこと?』ってなると思うし」

「その辺は大丈夫です。とぼけたら、怒鳴りますから。『とぼけないでください!』って」
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 01:13:19.86 ID:ApuBWSEk0
「ぼ、暴力はダメだろ!?」

「冗談ですよ。そんなことしませんし、私じゃ唯先輩相手でも不利ですから」

「ホッ……」
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 01:16:53.76 ID:ApuBWSEk0
「いや、その」

「先輩方は何も心配しなくてもいいですよ。飽くまで、言うのは私なんですから。先輩には唯先輩が泣いた後、慰めつつ反省させるという役割をお願いします」

「それだと、本当に梓が嫌な役になっちゃうな」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 01:47:31.72 ID:+Utk0HYco
なんかもう全体的に性格悪いな、この軽音部員たちは


53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 02:02:21.88 ID:ApuBWSEk0
「決めるべき事はざっとこんなもんでしょうか。あとは機を見て、決行、ですね」

「そうだな」

「なんだか今からもうドキドキしてきたわ」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 02:02:53.01 ID:ApuBWSEk0
『もしもし』

「あ、憂? 今、時間大丈夫?」

 家に帰るや否や、私はアドレス帳のア行を辿り、憂に電話をかけた。
以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 02:14:08.28 ID:ApuBWSEk0
『私、気付いてたんだ。多分、梓ちゃんは知ってるんじゃないかなって。お姉ちゃんが、虫のお墓を立てて遊んでること』

「あ、あはは……ばれてたか」

『うん。純ちゃんがあの悪戯の噂をしてる時、梓ちゃん、いつも心配そうな顔で私のこと見てたでしょ? それで、なんとなくわかっちゃったんだ』
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 04:03:57.82 ID:ApuBWSEk0
 憂に全てを話した翌日。
 自己嫌悪に朝から死にたいような気持ちを背負って学校へ行った。

「おはよう」

以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 04:04:59.16 ID:ApuBWSEk0
 爪先を浮かせるようにして、私はそのまま個室へと連れられた。目の前の扉が閉まり、入れ替わるようにして誰かが入ってきた。

「ありゃ? ここじゃなかったか」

 憂の言うとおり、純の声だった。
以下略



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