過去ログ - 一方通行「お前……上条か?」
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140: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/03/08(火) 20:17:09.89 ID:hplLs8wro



『レベル5のクローンが製造されてるらしいぜ』

以下略



141: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/03/08(火) 20:17:45.94 ID:hplLs8wro

「お姉様が何処まで知っているかは分かりませんが」

 喋れなくなった美琴に代わるようにして、無表情の少女が口を開く。
 淡々と抑揚のない声が、美琴の耳へと届く。
以下略



142: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/03/08(火) 20:18:36.54 ID:hplLs8wro

「レベル2って……異能力者程度じゃ、商品価値も実験対象にする価値も殆どないわよね? コストが合わないんじゃ……」

「はい。現に『量産能力者計画』は凍結されました、とミサカは報告します」

以下略



143: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/03/08(火) 20:19:11.49 ID:hplLs8wro

(………これはなかなか強敵ね)

 相手が少しでも人間的な反応を示してくれていれば、付け入る隙があるかもしれない。

以下略



144: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/03/08(火) 20:19:59.23 ID:hplLs8wro

(『妹達』か……)

 噂にすぎないと、下らない都市伝説だと思っていた。
 いや、思おうとしていた。
以下略



145: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/03/08(火) 20:20:59.26 ID:hplLs8wro

「お腹がすきました、とミサカは空腹を宣言します」

「はぁ?」

以下略



146: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/03/08(火) 20:22:05.50 ID:hplLs8wro

「これは……もぎゅもぎゅ……なかなか………もぎゅもぎゅ…美味しいですね……もぎゅ」
「口の中にもの入れて喋んな」

 口いっぱいにハンバーガーを頬張るミサカの頭を軽く小突く。
以下略



147: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/03/08(火) 20:24:16.98 ID:hplLs8wro

「外の世界で初めて見たものが、これを食べる学生でしたので、とミサカは思い出を語ります」

「そっか………なら、存分にお食べ。美琴お姉様直々の奢りなんて、滅多に出るもんじゃないわよ?」

以下略



148: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/03/08(火) 20:26:10.75 ID:hplLs8wro

 日もとっぷりと暮れ、照明に照らされたベンチに、見た目そっくりの少女が二人腰掛けている。
 妙に艶やかになったミサカの隣で、美琴はうだーっと背もたれに身体を預けている。

「疲れた」
以下略



149: ◆XtjOmDyc46[saga]
2011/03/08(火) 20:28:29.43 ID:hplLs8wro

「他の人と、今回はお姉様とだったわけですが、何かを共有できたことは嬉しく思いました、とミサカは思い出を胸に秘めます」

「な、何言ってんのよ……」

以下略



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