146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/02(水) 20:43:35.43 ID:l22pbCWv0
「お願い。…………話してよ……」
泣きそうになりながら。
147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/02(水) 20:44:06.41 ID:l22pbCWv0
分かってる。
彼は私の命を救ったし、私は彼を偽りの姿から解き放った。
それは彼にしか出来なかったし、私にしか出来なかった。
148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/02(水) 20:44:37.58 ID:l22pbCWv0
「美琴が倒れて、俺は目の前が真っ暗になった」
「なにが起きたのか分からなかった」
「何も考えることが出来なかった」
149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/02(水) 20:45:24.13 ID:l22pbCWv0
彼は言い終えると、私の反応を待った。
きっと彼はこの1週間、悩み続けてきたのだろう。
苛まされてきたのであろう。
痛いほどに響いた。
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/02(水) 20:46:18.35 ID:l22pbCWv0
私たちの前には食事が並べられている。
とうぜん、その料理には隠し味が入れられている。
彼の目の前で二人の皿に混入させた。
だからそれは疑いようも無い事実。
151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/02(水) 20:46:52.79 ID:l22pbCWv0
「なに?当麻」
「……おかわり」
152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/02(水) 20:47:34.47 ID:l22pbCWv0
火照った身体を重ねあった後、ベッドに並ぶ。
彼は宣言通り私を労わるような、そんな情事だった。
「美琴、大丈夫か?」
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/02(水) 20:52:24.48 ID:l22pbCWv0
以上です。
濃厚な夜の描写はカットされました。
無理やりな時と、PC部品の時に書くかもしれません。
次回は1レスぐらいの小ネタを何個か投下したいと思います。
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/02(水) 20:56:03.21 ID:dvJsDyPN0
ふぅ…よかったぜい…
上条さんパソコン部品は…
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/02(水) 22:03:49.51 ID:ljv/dqPAO
乙乙。
すごくいい練習だったぜぃ!
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