過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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634:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/09(土) 18:31:38.75 ID:g/KYvkRnP
動くなら、今

ある程度の明るさのある空間での戦闘だったが、これは別格だ

今のロンドンは夜。突然の強い閃光に対応出来るのは限られた者だけだろう
以下略



635:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/09(土) 18:32:06.32 ID:g/KYvkRnP
この自爆の際に、明らかにテッラの戦意や行動意識は弱まった

自分を含めて何もかもを吹き飛ばそうとしたのだから、当然である

そこに付け込んで、アダムとイブの術式を使って、彼の意識をそのまま止めることに、彼女は成功した
以下略



636:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/09(土) 18:32:43.30 ID:g/KYvkRnP
先程向けられた殺意のようなものは、自分に向けられた怒りではなく、それは恐らく、自分を経由してフィアンマへのもの

一種とばっちりであるが、彼女はそれに恐怖を感じたのは確かだった

爆発が光へと変換される中では、彼の力は失われる傾向にあった
以下略



637:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/09(土) 18:34:23.18 ID:g/KYvkRnP
「これは……。流石は学園都市、って言っていいのかな」

「学園都市圏内以外の関東平野は全壊している中で、それなりに形を残しているのですから、言えないことも無いでしょう、が」

五十歩百歩と言う言葉もあります、と続ける
以下略



638:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/09(土) 18:43:02.21 ID:g/KYvkRnP
確かに。平均化サンプルなんて既存水準からすればまだ早すぎるものだと思うし

と御坂も続ける。このままでは延々と続きそうな雰囲気だ

AI導入時に比べて格段に頭脳の性能が落ちている上条にとっては、会話に付いて行くのは辛いものになるだろう
以下略



639:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/09(土) 18:43:43.04 ID:g/KYvkRnP
「君は、ここで何をしている?」

何処からともなく現れた彼は、目の前の女性らしい存在に問うた

いくつも立ち並ぶ瓦礫の中の一室で、何処ともなくただ一点をずっと見つめ、考えるでもなく、また何かを調べている訳でも無く
以下略



640:>>639下から3行目×「期待」○「機体」[saga sage]
2011/07/09(土) 18:45:10.48 ID:g/KYvkRnP

「君を」

「残念だが、私はあなたを知らない」

以下略



641:>>638だね。また間違えたね。タヒね俺[saga sage]
2011/07/09(土) 18:46:19.51 ID:g/KYvkRnP
「ならば、君を何と呼べばいい。最も、答えられたところで、その名前は私にとってそれほどの価値は無さそうだが」

しばし、男のような存在は表情を変えず静止したままに考えた

「……そう言えば、"彼"は自らをアレイスターと呼んでいたな」
以下略



642:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/09(土) 18:48:23.18 ID:g/KYvkRnP
「まるで新しい飼い犬の名前に悩む子供と、今のあなたは変わらないな」

言われて、女のような存在は、ほんの僅かに目を丸くした

「案外、私は少女だったのかもしれない」
以下略



643:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/09(土) 18:49:13.89 ID:g/KYvkRnP
「隕石、直撃コース」

第7学区"駐屯キャンプ"と言えば聞こえがいいが、元々少し広い空間にその周りの施設が吹き飛ばされた事でそれなりのスペースとなり、そこへ廃材が寄せ集まっただけにしか見えないこの場所の一角

時計が有れば、そして平時ならば、休日のお昼時というこの時間は生徒や学生でごった返しているだろうが、そこに詰めているのは粉塵によって汚れた衣類を身につけた人々
以下略



644:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/09(土) 18:50:17.11 ID:g/KYvkRnP
こうやって"幻想殺し"フィールドの生成が出来たのも、「そうさせろ」という命令が死ぬ前の上官が出していたからであり、今ここに軍の代表として立つ彼は、まさか自分がこんな立場になるとは思っていなかった

「……軍と言えど殆ど壊滅状態の我々が、今更大きな口を叩くつもりはない。許可を出すだの出さないだのと言える立場ではない。出来るならばして欲しい、という立場だ」

「分かりました。ただ、100%打ち落とせると言うものではないことは」
以下略



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