過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/10(木) 23:30:30.64 ID:PFiwFxcvo
生存している可能性が高まったことに、まるで子供のようにはしゃぐ美琴を見て、ベイロープはため息をつく。
携帯電話だけをどこかに落としていて、本人は闇の中、という事態も考えられるのだ。
最も、目の前の少女にそれを告げる勇気はないが。

「……"携帯電話が無事"ってことはわかったけど、肝心の居場所はわからないわね」
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/10(木) 23:31:47.51 ID:PFiwFxcvo
ペア契約の時にもらった、ハンディアンテナサービスに接続するための拡張チップ。
確か、ペア契約のために用意された特別なものだそうで、GPSを使って相手に絶対座標と相対位置を通知する機能がついていたはずだ。

上条当麻の携帯電話に電波は届いている。
電波が届けば、美琴は対象の機器をハッキングすることができる。
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/10(木) 23:33:41.84 ID:PFiwFxcvo
「アイツの携帯の在りかは」

そのメールを開封した美琴が、その内容を読み上げる。
手際の良いレッサーが、マーカーを片手にテーブル上に地図を広げた。

以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/10(木) 23:34:54.89 ID:PFiwFxcvo
「────なるほど、上条当麻の大まかな位置を特定できたということね」

雪原に鎮座する空中要塞グラストンベリ。
その司令室で、英国王室第二王女『軍事』のキャーリサは報告を受けた。
そばに控えるのは『騎士団長』、及び『新たなる光』のメンバーだ。
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/10(木) 23:36:16.40 ID:PFiwFxcvo
「騎士団長、騎士たちの再編は終わったか?」

「7割方。今日の夕までには終了するかと。
 ただ、『大天使』やその後の戦闘により負傷率が高く、士気も落ちています」

以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/10(木) 23:37:16.98 ID:PFiwFxcvo
美琴は一人、街を彷徨っていた。
少し風に当たってくると言い残し、あてもなく街へと飛び出したのだ。

ふらふらとした彼女の足元で、黒い粉末のようなものが渦を巻いていた。
無意識に漏れだした磁力に、砂鉄が反応しているのだ。
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/10(木) 23:38:09.51 ID:PFiwFxcvo
彼女は再び能力を使い、上条の携帯を操った。
送られてきた座標は、一度目と同じ場所。

彼女は三度能力を使い、上条の携帯を操った。
送られてきた座標は、二度目と同じ場所。
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/10(木) 23:40:21.52 ID:PFiwFxcvo
どのくらい経っただろうか。
美琴は、自分の前に誰かが立っていることに気付いた。
正確には、『立っている誰かの気配を感じ取った』とするべきか。
こんな時でも、電磁波レーダーは健在なのだ。

以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/10(木) 23:41:44.07 ID:PFiwFxcvo
今日はここまでです
「ねーよwww」と思われるような突っ込みどころ満載だとは思いますが、生温かい目で見守ってやってください


56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/10(木) 23:58:40.63 ID:qz0TEfvDO

期待してます!


57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/11(金) 00:24:05.47 ID:P2V/5GE6o
これが本編でいいよwwww


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