過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:02:57.26 ID:H8ixk1I90
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短期終息した第三次世界大戦の余韻も薄れ、学園都市の平均気温は日が重なるごとに低下するこの時期。
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8
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:04:04.46 ID:H8ixk1I90
「ふふ♪ ………歓喜的な提案が今浮かびましたー☆ そんじゃあもっと寄り添ってあげるね。定番の口説き
文句って言われても否定できないけど、こうやってくっついてれば寒くないよ。ってヤツ?」
「俺としちゃあ逆に離れて欲しいっつか離れろ。外でベタベタくっつくのは好かねェし、優越感なンて概念も
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9
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:05:59.40 ID:H8ixk1I90
だがしかし、この抗議をものともしない笑顔が立ちはだかる。
「きっとあたたか〜い目とお祝いみたいなお言葉がとんでくること請け合いだね。で、あなたはムキに
なって意味不明な弁明を始めると。いやあ、照れちゃうね」
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10
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:06:54.90 ID:H8ixk1I90
「……………」
そのまま無言で睨み合う両者。空気に混じっているため肉眼での確認は不可能だが、互いに譲れない
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11
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:09:08.52 ID:H8ixk1I90
夫婦は両人ともにごく平凡な一般人だが、彼女を担当していた研究者と繋がりがあった。番外個体に外
の家庭の温かさを経験させようという粋な計らいである。
担当研究者の思惑通り、養子扱いで家庭の敷居を跨いだ番外個体を夫婦はまるで本当の娘のように愛して
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12
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:10:20.29 ID:H8ixk1I90
『……………うん』
『そう、それならさぞ逢いに行きたいでしょうね…』
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13
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:11:17.38 ID:H8ixk1I90
〜〜〜
脱線したが、話を戻そう。
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14
:
◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:12:37.12 ID:H8ixk1I90
(今頃炊飯器の稼働率がとンでもねェことになってるだろォな…)
抵抗を諦めた脳は酷く暢気だった。ある意味では一種の現実逃避に近いかもしれない。
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15
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:14:48.31 ID:H8ixk1I90
「確か家賃の何割かは援助されてるっつってたな」
「へえ……、それは景気に希望が持てる話だね。国自体は不況だって聞いてるけど」
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16
:
◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:16:34.80 ID:H8ixk1I90
軍用クローンとして生成された身でも、そういった意味なら彼女は普通の少女と何ら分け隔てない
存在である。『大能力(レベル4)の電撃使いで御坂美琴にソックリ』という肩書きを除けばだが。
従って、ある程度の成長を終えた肉体を所有する番外個体がこうして思春期も迎えていない少女の
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