過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/16(土) 23:23:03.38 ID:jsJ9EfJ90

「なんでも、赤毛と金髪の二人組だそうだが……おや? そんな糞ガキ共がどこかにいたなあ?」

「……オイ、ふざけんのもいい加減にしろよ」

以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/16(土) 23:25:39.45 ID:jsJ9EfJ90

「なあ、コイツもう殴っていいよな? 堪える必要もないだろ?」

 少年は、敵意を剥き出しにして一歩踏み出す。
 青年はそんな少年を目で制して、
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/16(土) 23:26:15.02 ID:jsJ9EfJ90

「おい」

 それより先に、外野からフィアンマの一言。
 その場にいた全員の視線を集めた彼は、ゆっくりと口を開き、
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/16(土) 23:27:39.39 ID:jsJ9EfJ90

 フィアンマは大儀そうに背中をドアから離す。

「仕方ないな。おい、そこの肉塊。早急にこの場から消え失せろ」

以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/16(土) 23:29:30.78 ID:jsJ9EfJ90

「これが何か分かるか?」

「大口を叩いて、さて何を出すかと思えばなんだその落書きは」

以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/16(土) 23:31:10.21 ID:jsJ9EfJ90

「そうだな、自己紹介をしていなかった。――俺様の名は、フィアンマ」

 そのまま左手を、その手のルーンを高く掲げた。

以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/16(土) 23:32:27.05 ID:jsJ9EfJ90




「あんなものハッタリに決まっているだろう」
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/16(土) 23:35:38.32 ID:jsJ9EfJ90

 少し黙ってから、フィアンマが口火を切った。

「ここらが頃合だろうな」

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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/16(土) 23:36:37.65 ID:jsJ9EfJ90

 無理やり誤魔化すように左手を振る。
 フィアンマは微かに笑いながら、その手に自らの手を重ねた。

「そんじゃ、機会があればまた」
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/04/16(土) 23:37:38.35 ID:jsJ9EfJ90





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