276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/28(木) 20:57:59.10 ID:1n82qtylo
近くの木の陰から、背の高い少年が姿を現した。
「当たって良かったわ。ロックくんがどうしても撃ちたいって言うからどうなることかと思ったけど……」
277:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/28(木) 20:58:25.10 ID:1n82qtylo
「解毒剤はある!」
どよめきが起こった。
ウィリアムの頬を汗が伝う。ここが一番大事なところだった。
278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/28(木) 20:58:52.93 ID:1n82qtylo
to be continued...
279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/29(金) 19:59:20.68 ID:1KMaV15Ro
やはり何かを誤ったか。
そう錯覚するほどの静けさだった。
「騎士団に、入門……?」
280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/29(金) 19:59:54.14 ID:1KMaV15Ro
「だから僕たちは、僕たちの国は、あなた方を丸ごと受け入れます。
あなたたちの罪科を水に流し、あなたたちに働き口を与えましょう」
どよめき。先ほどとは種類の違うそれ。
281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/29(金) 20:01:07.63 ID:1KMaV15Ro
「こ、の……」
取り押さえた強盗の頭が何かをうめいた。
その背中に囁く。
282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/29(金) 20:01:35.30 ID:1KMaV15Ro
to be continued...
283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2011/07/29(金) 20:17:56.31 ID:49GH6aTqo
wktk
284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/07/29(金) 22:35:52.02 ID:d1mGBA5lo
乙した
285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/31(日) 19:17:17.16 ID:ugV/V+31o
心地よい振動が、規則正しく身体を揺らしていた。
北に向かっているが、風は暖かい。
気を抜けば瞼が重くなりそうで、春のただ中を知る。
ミリアとクリアが寄りかかり合って眠っている。
286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/31(日) 19:18:07.87 ID:ugV/V+31o
昨晩の決闘の後、ウィリアムたちは強盗団の頭に解毒剤を投与したうえで捕縛した。
強盗たちを騎士団に取り込むといっても、すぐに全員を輸送できるわけではない。
そのため、人質として彼を先に移送することにしたのだ。
頭領を騎士団に送り届け、報告が終わり次第強盗団の残りを本隊が迎えに行くだろう。
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