37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/02(土) 21:04:43.94 ID:rVhEFPKqo
相棒が柄に手をかけるのを見計らってウィリアムは言葉を続けた。
「君は騎士どまりが望みかい?」
「ん?」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/02(土) 21:06:16.14 ID:rVhEFPKqo
自分たちでそれを成し遂げてしまえば、確かに上がそれを横取りする隙はなくなる。
そうなれば自分たちは若くして重役、のはずだった。
相棒の手がようやく柄を離れた。
心の中でかいた大量の冷汗をぬぐいつつ(なれないことはするもんじゃない)、ウィリアムは微笑んで見せた。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/02(土) 21:07:12.63 ID:rVhEFPKqo
本当は気は進まなかったのだ。
他人を面倒を押し付けてまで自分の保身を図るなど。
それではきっと、人として大事なものを失ってしまう。
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/02(土) 21:08:54.58 ID:rVhEFPKqo
「……なんて?」
「いつか、わたしを迎えに来る人たちがいるから……その人たちについて行けって……」
「へえ……?」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/02(土) 21:11:33.64 ID:rVhEFPKqo
※
机で書類を読んでいた壮年の彼――キリト・スライは副官の呼ぶ声にしばし気付かなかった。
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/02(土) 21:15:21.69 ID:rVhEFPKqo
「……恐れながら申し上げます。それは軽挙にすぎるかと」
「……」
「もし彼に深刻な害があれば、卿が黙ってはおりますまい。
それに時間もかけていられません。彼は奴らとの戦いのための大事な戦力です」
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[前回感想・助言thx! sage]
2011/04/02(土) 21:17:12.71 ID:rVhEFPKqo
to be continued...
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/02(土) 22:44:39.84 ID:O/5CAwFWo
乙
今ひとつ全体が見えてこないな
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/02(土) 22:59:16.58 ID:rVhEFPKqo
>>44
意見thx
早急対処を約束
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/02(土) 23:02:31.80 ID:O/5CAwFWo
>>45 進まないと分からない部分があるのは当然だが世界観の説明がもう少し欲しいかな
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/04/02(土) 23:08:13.78 ID:seMiNlgDO
最初の掴みが、イマイチ!会話形式に慣れる俺には、文章が長い。
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