過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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872:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2012/02/28(火) 11:12:31.50 ID:LyBJF7Dfo
仁美「お分かりでしょう? これが私とあなたの違い。立ち位置の違いなんです。
さやかさんを説得するのにふさわしいのは誰ですか? あなたでしょうか? 違いますわ。
そう、私に決まっています」

実際この通りすぎて困る


873:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/03/04(日) 06:15:00.43 ID:1NaBYkU/o
俺は嫌いだが仁美もちゃんといい子なんだよなぁ
ただいい子すぎたのが空回りしちゃったってのがな


874:[sagesaga]
2012/03/22(木) 16:46:32.79 ID:bG+ciPA7o
なんかがんばったら3月中にも投下出来た


875:[saga]
2012/03/22(木) 16:47:05.97 ID:bG+ciPA7o

爽快な夏の午後を思わせる青空を裂くように、縦横無尽、洗濯ヒモが張り巡らされていた。
握ってみるとある程度の弾力をもって応えてくれるが、その細すぎるヒモは唯一の命綱なのだ。
落ちれば無限の青空へ真っ逆さま。どこにも逃げ場はない。

以下略



876:[saga]
2012/03/22(木) 16:48:00.83 ID:bG+ciPA7o

杏子「――まぁ、そう言う手もあるかもね」

背後の爆炎に結んだ髪を揺らしながら、杏子は背を伸ばした。
4本の手足でしがみついている恭介と対照的に、彼女は何の苦もなく洗濯ヒモの上に立っていた。
以下略



877:[saga]
2012/03/22(木) 16:48:32.20 ID:bG+ciPA7o

何かが勝手に決められている。
それはなんとなく分かった。どうやらすぐに脱出させてくれそうにないことも。これまたなんとなく。
恭介は頭の中に大量の疑問符を浮かべながら、杏子をぼんやりと見つめた。

以下略



878:[saga]
2012/03/22(木) 16:50:08.61 ID:bG+ciPA7o



数分後、杏子は深いため息をついた。
恭介に対する無条件のいらだちが霧散していくのを感じていた。
以下略



879:[saga]
2012/03/22(木) 16:52:44.71 ID:bG+ciPA7o

思わず反抗的になり、しまった、と恭介は思った。
しかし杏子は少し黙りこむと、やがて静かな声で言った。

杏子「……さやかは魔法少女の契約をした。つい最近のことだよ」
以下略



880:[saga]
2012/03/22(木) 16:56:19.55 ID:bG+ciPA7o

 ふぅ

というため息が恭介の耳を震わせた。
唇もほとんど動かさない、小さなため息が杏子から漏れたのだった。
以下略



881:[saga]
2012/03/22(木) 16:57:58.83 ID:bG+ciPA7o

杏子「さっさと終わらせてやるよ!」

多節槍がヒモを捉え、それを支点に大きく振り子運動。
魔女は動きを読んで、机や椅子を大量に投げ落としていく。
以下略



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