過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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903:[saga]
2012/03/31(土) 14:31:19.11 ID:qtk7+BAFo

まどかが何かを叫んでいた。
しかし、燃え盛る炎にかき消されて聞こえてこない。
かなり近くまで迫って、ようやくほむらは聞き取ることが出来た。

以下略



904:>>895[saga]
2012/03/31(土) 14:32:47.98 ID:qtk7+BAFo

〜芸術家の魔女の結界内〜

〜まどか視点〜

以下略



905:[saga]
2012/03/31(土) 14:33:24.71 ID:qtk7+BAFo

一度結界に迷い込んだ人間は、決して自力で脱出することは出来ない。
よく考えるとかなりまずいのかな……。でもだからと言って、動かないことには始まらない。

まどか「綺麗なところだけど、油断しないようにしないと……」
以下略



906:[saga]
2012/03/31(土) 14:34:19.20 ID:qtk7+BAFo

馬車を追いかければいいのか、それとも橋を渡ればいいのか、私は迷って立ち往生した。
道の先にはレンガ作りの橋がかかっていた。川は橋に垂直な向きへと流れ、流れ続けて、
地平線の先まで延々と流れ続けていた。そしてその両岸には黄色い絨毯が無限大に広がっていた。

以下略



907:[saga]
2012/03/31(土) 14:35:00.58 ID:qtk7+BAFo

キュゥべえにすがりかけて、止める。自分で何とかしなくちゃいけないんだ!
私は慌てて駆け上がった。まだ傾きは浅い。今ならまだ渡れる。私は意を決して踏み切った。

まどか「えいっ!!」
以下略



908:[saga]
2012/03/31(土) 14:35:57.91 ID:qtk7+BAFo



部屋の中はとても狭苦しかった。私の部屋よりも狭くって、そして殺風景だった。
扉を開けると、すぐ右には大きなベッド。これが部屋を大きく占めている。
以下略



909:[saga]
2012/03/31(土) 14:37:24.03 ID:qtk7+BAFo

マミさんはぴくりと眉を上げた。紅茶のカップに口をつけて、

「本人だもの」

以下略



910:[saga]
2012/03/31(土) 14:38:16.06 ID:qtk7+BAFo

私はぎゅっとスカートのすそを握りしめて言った。
向こうはますます顔を歪めて、心底楽しそうに、ねばっこい声で答えた。

使い魔「知ってるのよ。彼女はさっき一度、キュゥべえを撃ち殺しているでしょう?」
以下略



911:[saga]
2012/03/31(土) 14:39:03.92 ID:qtk7+BAFo

その一言が耳に入った途端、使い魔の眉が急激に吊りあがり、恐ろしい憤怒の表情へと豹変した。
その指が引き金にかかり、乱暴ながら正確に、躊躇なくそれを引いてしまう。私は目を閉じない。

かちっ……
以下略



912:[saga]
2012/03/31(土) 14:39:49.06 ID:qtk7+BAFo

まどか「――っあ――っ」

使い魔「……はぁ、魔法少女にもらった力でいい気になっちゃって」

以下略



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