過去ログ - 黒猫「まったく、とんだクソゲーだわ」
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73: ◆49H2QUBi7VEi[sage]
2011/05/09(月) 22:50:24.98 ID:7cPTVSf1o
撮影を終えて、ビルのロビーで桐乃を待つ。
要望がなければ彼女は、基本的にすべて一人でメイクや着付けを行うらしい。
結果的に後のことも一人でやることになる。
ほかにも次の予定のことを話すらしいから、もう少しかかるのかもしれない。
そんなことを考えながら、大きな窓からぼんやりと外を眺めていた。
以下略



74: ◆49H2QUBi7VEi[sage]
2011/05/09(月) 22:53:30.29 ID:7cPTVSf1o
「今日のケーキセットを2つ。私はコーヒーで。あんたは?」
「……アイスミルクティーで」
『かしこまりました。ケーキセット2つ、お飲み物はコーヒーとアイスミルクティーですね。
 少々お待ちくださいませー』

以下略



75: ◆49H2QUBi7VEi[sage]
2011/05/09(月) 22:55:54.52 ID:7cPTVSf1o
「……今日は、ほんとにありがとう」
「……いいわよ別に」
「……兄貴とのことなんだけど……まあ、付き合ってる……みたいなもんかな」
「……そうでしょうね」

以下略



76: ◆49H2QUBi7VEi[sage]
2011/05/09(月) 22:57:09.54 ID:7cPTVSf1o
沙織が開いてくれたオフ会。そこで桐乃と先輩と初めて会った。

あそこが、私たち4人の始まりだった。

桐乃とは趣味が合わなくて、言い争いも多かった。
以下略



77: ◆49H2QUBi7VEi[sage]
2011/05/09(月) 22:58:25.34 ID:7cPTVSf1o
「……ありがとう」

目に涙をためて桐乃が言った。
別に私は桐乃を泣かせたいわけじゃない。
むしろ、これからも私たちと笑っていてほしいのに。
以下略



78: ◆49H2QUBi7VEi[sage]
2011/05/09(月) 23:00:16.26 ID:7cPTVSf1o
「正直ね……少し、喜んじゃったんだ」
「……気持ちはわからないでもないわ」
「あのとき兄貴にあんたと復縁するようにいえればよかったんだけど……」
「言えないわよね……最初で……たぶん最後のチャンスだもの」
「……うん」
以下略



79: ◆49H2QUBi7VEi[sage]
2011/05/09(月) 23:01:51.32 ID:7cPTVSf1o
「……ありがとう」
「お礼を言われる筋合いはないわ」
「それでも!!……ありがとう」
「……どういたしまして」

以下略



80: ◆49H2QUBi7VEi[sage]
2011/05/09(月) 23:03:05.98 ID:7cPTVSf1o




都合のいい道化を自分から演じるなんて……
以下略



81: ◆49H2QUBi7VEi[sage]
2011/05/09(月) 23:07:07.66 ID:7cPTVSf1o
投下終了

バレを見て書き直そうかと思ったけど、二次創作だし、ま、いっか
ということで予定を変更せず書きました。

以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)
2011/05/10(火) 02:16:08.44 ID:uy/DT0uAO
乙です
なかなか面白かった
黒猫かわいいな


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