過去ログ - 10031号の、ささやかな望み
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 03:12:29.78 ID:QJzJFNXt0
一方通行が絶対能力進化に真剣に取り組む話ですの
時系列は原作三巻に相当するSSで、キャラ改変注意
基本、原作に沿った登場キャラクターで進んでいきます


2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 03:23:51.10 ID:QJzJFNXt0
太陽の輝きが鳴りを潜め、橙から紫、そしてどす暗い青へと空の色が変化する頃。
月が顔を出さない宵闇においても、学園都市は自らが光を発して空を照らしていた。科学の城の面目躍如だろう。
遅めの下校をする学生達や早めの退社に笑顔を浮かべる大人達の、騒がしくも活気溢れる内に並ぶ大通り沿いの建造物。


以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 03:31:32.87 ID:QJzJFNXt0

「……はっ、はっ」


少女が必死に走っている。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 03:41:52.33 ID:QJzJFNXt0

「――――――、標的確認できず」


一言呟き即座にゴーグルをずらす少女は、標的が各種センサーの動作範囲にいないことを確認してからようやく大きく息をついた。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 03:49:31.18 ID:QJzJFNXt0





以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 03:58:20.45 ID:QJzJFNXt0

一方通行の明晰な記憶力によれば、誘い込みと呼ばれる戦法によって自身の打破を目論んだ少女の数は四千五百二十四に上る。
そして、その悉くを彼は正面から打破してきた。よって今回も、踊りましょうと差し伸べられた誘いの手を振り払う理由は、彼には無い。


以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 04:00:49.42 ID:QJzJFNXt0





以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 04:06:59.46 ID:QJzJFNXt0

(室内の酸素濃度の変化を避ける為にも、目標の沈黙を直接確認する事は愚策。従って壁越しに暫く様子を伺う事にします。と、ミサカは計算し――――――っづぅ…………!!)



以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 04:15:25.22 ID:QJzJFNXt0

「だが演算さえ追いつけば360度全てのベクトルに対して変換と操作は出来る。……反射もなァ。寧ろ、大量の酸素の消費の方が危ねェか。暫く息を止めるなンて間抜けな面を晒させた分だけテメェはよくやったよ」

「御高説痛み入ります。と、ミサカは淡々と一方通行の説明に対する皮肉を交えた感謝を表します」

以下略



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