972: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 01:20:34.87 ID:kQbivQgpo
「おそいですね」
アイギスは、ぼんやりと空を飛ぶ鳥を眺めながら呟く。
一方通行達が眞宵堂に入店してから、結構な時間が経過していた。
973: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 01:21:36.52 ID:kQbivQgpo
・・・
オルソラ=アクィナスに引っ張られて街中を歩いて居た時に感じた視線の正体。
それが一方通行の目の前に居る3人だった。
974: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 01:22:12.16 ID:kQbivQgpo
「そうだった!ねえ、あんた達はなんでシャドウの事なんか調べてるのよ?」
聞き耳を立てた物の、断片的な単語しか聞こえなかった為、
会話の全貌は分からなかったが、一方通行達はシャドウについて調べている事だけは分かった。
975: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 01:23:06.09 ID:kQbivQgpo
・・・
「ちょっと!ねえ、待ってよ!」
「あン?ンだよ高校生。お勉強はしなくて良いんですかァ?」
976: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 01:24:31.74 ID:kQbivQgpo
「……大人の尻拭いを、子供がする。かァ……」
ままならねェな、世の中。と一方通行は興味なさげに呟いて、再び踵を返す。
977: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 01:25:27.97 ID:kQbivQgpo
「そ、それは……」
いきなり話を振られて戸惑う山岸。
確かに、あのような命のやりとりに参加したいかと問われれば、否。
978: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 01:25:56.46 ID:kQbivQgpo
・・・
しばらくの間、3人がどこかへと電話をしていたようだが、
それを終えるとすぐに黒塗りの長い車、いわゆるリムジンがさっそうと現れた。
979: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 01:27:23.32 ID:kQbivQgpo
・・・
「で、なンでこンなに人が増えてンですかァ?」
げんなりとした様子で、いつもの勢いのある突っ込みは見込めない。
980:やべェ天田きゅんの事忘れてた。彼とは連絡がつかなかったということにしてくr ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 01:29:49.49 ID:kQbivQgpo
「まず、この部屋に盗聴・監視の類はねェだろォな」
「そのような事はありえんよ。この部屋を何だと思っているんだ、君は」
981:やべェ天田きゅんの事忘れてた。彼とは連絡がつかなかったということにしてくr ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/29(金) 01:30:48.69 ID:kQbivQgpo
すると、一方通行の姿が、唐突に消え去った。
「「!?」」
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