過去ログ - 王様「ハハッ」 ほむら「・・・は?」
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2011/05/28(土) 11:00:58.11 ID:3NCGTD1N0
ほむら「あれだけ大仰なことを言うもんだからさぞかし立派な文明を築いていると思ったけど・・・何もない・・・荒野ね・・・」
生命の香りが一切しない。ここには木々も、水もない、山すらない。それに暗く、寒い。ほむらは空を見上げた。・・・点在する星星、どれが太陽なのか解からぬほど太陽は小さく、大小様々な惑星が面影を浮かべていた。地球よりも、此処が遥か遠方の地であることが見受けられた。
王様「うーん、どうにもそのようだね。どれ、ちょっと待っていて」
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[sage]
2011/05/28(土) 12:04:02.67 ID:3NCGTD1N0
互いに背を合わせ、魔獣の群れに突撃する。剣というのはほむらには使い慣れていないので、不安だったが、案外使いこなせるものだとしみじみと思った。――王様のように、魔法を使うことが、自分にも出来るだろうか?
ほむら「・・・ホーリー」
ほむらは頬を紅く染めて呟いてみた。しかし、何も起こりはしなかった。ほむらは顔を憤慨に染めて、魔獣を猛然と駆逐した。
以下略
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[sage]
2011/05/28(土) 13:20:02.88 ID:3NCGTD1N0
王様「赦す・・・か。随分と傲慢な言い草じゃないか」
『異世界の王。此処は貴方が足を踏み入れて良い場所ではありません。そして暁美ほむら、あなたもです』
『十秒待ちましょう。早急に踵を返すのならば、あなたがたを見逃します。しかし、尚も私に牙を剥くのならば、あなた方をこの世界の敵と看做し、排除します』
『それでは10・・・』
以下略
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(三重県)
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2011/05/28(土) 18:30:46.34 ID:ZVpJVIrg0
こんなチャレンジャーなSS初めてみたwwwwwwww超期待、絶対捕まんなよ?
11
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(長屋)
[sage]
2011/05/28(土) 19:41:29.17 ID:ZyprDSJno
一応言っとくとアンヴァースは出すなよ?期待
12
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[sage]
2011/05/28(土) 23:11:37.19 ID:3NCGTD1N0
/ ハハハハハハハッ! \
\ ハハハハハハハッ!゛ /
<アヒャヒャヒャ!_____アヒャヒャヒャ!>
|<アッファー! .|アッファー!>
|<ホムホムホム! | ホムホムホム!>
以下略
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2011/05/29(日) 00:23:08.54 ID:Oa5HWEyw0
ほむら「このっ・・・!」
とうとう中心に辿り着いたほむらは振り上げたキーブレードを全身全霊で振り下ろした。だが、光球の周辺に浮かぶ見えない膜にキーブレードが止められた。舌打ちし、更に力を込めたが、それ以上剣先が光球に近付くことはない。
『暁美ほむら。貴方が反逆するのは何故ですか?この世界は貴方の莫逆の友が命を呈して実現した理想的な世界であるはずです。だというのに、貴方はそれを、何故否定するのでしょうか?――貴方がすべき事は、この世界に従順たること。即ち世界を護ることではないのですか?この世界を護り、この世界の秩序を乱すものを排除し、この世界の秩序となった貴方の友を、失望させないことではないのでしょうか?』
以下略
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[sage]
2011/05/29(日) 00:56:29.24 ID:Oa5HWEyw0
王様「解からないのなら、僕に訊けば良い」
まどか『ほむらちゃん、私たちが戦う必要なんてないよ』
王様「一人で悩む必要なんてないさ。それでは、僕が此処に来た意味がなくなってしまう」
まどか『お願いだから、私に剣を向けるのは止めて』
王様「まだ、一人で答えを見つけられないうちは、僕が君の道標になってあげよう」
以下略
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2011/05/29(日) 01:38:23.89 ID:Oa5HWEyw0
王様「趣味が悪いね、まったく」
ほむら「王様、どうすれば良いのかしら?」
王様「そうだね、まずは近付かないことにはどうしようもない」
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2011/05/29(日) 12:16:39.18 ID:Oa5HWEyw0
口を噤んで、まどかは腕を開いた。そして、左手には光子で出来た弓が握られる。まどかはそれを構え、右手に光の矢を具現させると、思い切り引き、ほむらたちに発射した。が、二人はそれを対称に跳んで回避した。続けて、宙に浮かんだほむらに対しまどかは弓を構える。王様は叫び、まどかに光球を放った。まどかは標的を王様に移し、矢を放つ。光の矢は王様の光球をいとも簡単に貫き、彼に肉薄するが、王様がキーブレードを盾にして、光の矢の直撃を防いだ。しかし衝撃で、鳴きながら王様は吹きとんでいってしまった。
無事地面に降り立ったほむらは首を捻って彼を呼んだが、すぐにまどかを振り向いた。彼女は自分に対して発射体勢に入っていた。地では、再び魔獣が迫ってきている。ほむらは嘆き、魔獣を切り伏せながらまどかへと突貫を始めた。まどかの放つ矢がほむらの居た場所、またほむらの通過点に容赦なく射られていく。ほむらの予見もあれば、魔獣の障害など幸運もあり、それらがほむらへ直撃することはなかった。だが、疲労の蓄積、妨害による距離の増加はほむらの体を確かに蝕んでいた。急死に一生を得る機会が増えていく。また、魔獣の攻撃を頻繁に受けることになっていった。精神が疲弊し、まともに魔法も放つことも難しくなってきていた。
ほむらはこの世界の真理とやらを睨んだ。全然近付いていない。臆する必要のない奴は、変わらずそこでふんぞりかえっている。ほむらは歯軋りを鳴らして、叫び、路を拓いていく。無力化するだけでなく、まどかの矢をキーブレードで弾き魔獣に放つなど、無我夢中で才覚を開花させながら、まどかに近付いていく。
ふと、まどかの視点が変わった。ほむらもその視線の先をのぞき見る。――そこには、ボブスレーに乗って宙を駆ける王様が居た。
以下略
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