過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
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957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/09(木) 23:11:19.83 ID:EyEP0qq80
神聖なるフィオナの霊気が込められた角刀は、夜闇に包まれつつある森の中で薄ぼんやりと輝いていた。
深緑のオーラは金属のように煌き、角製であるはずの刀をエメラルドのように見せている。
958:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 23:47:02.31 ID:aPwIrAIh0
数度の打ち合いを覚悟した、防御向けの構えでザガーン騎が迫る。
対するデュアル騎は、得物を前に突き出した攻撃的な形だ。
959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 20:41:03.81 ID:jSioS10J0
ふたつ「――“奥義・凪太刀掠”」
ザガーン(来い!)
960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/15(水) 23:00:31.41 ID:6BDuexiN0
ザガーンの首は剥がれるように切り落される。
指令塔を無くした銀色の巨躯は力を失い、首よりも少しだけ早く土に倒れた。
961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/16(木) 21:55:24.02 ID:VUG34GDN0
銀の兜の首元からは、黒い煙が濛々と零れている。
それは、ザガーンの余命が少ないことを解りやすく表していた。
962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 06:34:26.21 ID:fs7TIDPLo
乙
963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/17(金) 20:16:23.49 ID:FhR162dz0
地上と違い、空の進軍は快適だった。
デーモン・コマンドのいない空では、主な敵といえばゴースト程度しか居らず、そのスピードも大したことはない。
964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/22(水) 21:38:57.63 ID:icNSOzP60
バロム『ようやく来たか』
悪魔神は龍の頭蓋を片手で弄び、降臨した上空そのままで待ち構えていた。
965:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 18:41:43.25 ID:o09bzOm50
魔将「……ユリア、私の契約が切れたようです」
966:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/30(木) 20:36:06.88 ID:DHpVyYQY0
バロム『面白い生者だ。しかし、その牙がここまで届くかな』
悪魔神が右手を浅く掲げ、指の一本を曲げた。
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