過去ログ - 上条「学園都市? なんで俺がそんなところに?」
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31:第一章『交差する若者達』3-2/6[sage saga]
2011/06/18(土) 09:26:26.37 ID:cu4HEccu0

「黄泉川美紗花(よみかわみさか)ですってミサカはミサカは偽名を名乗ってみる。
 正しくは『妹達(シスターズ)』シリアルナンバー二〇〇〇一号、打ち止め(ラストオーダー)だよって、ミサカはミサカは自己紹介してみたり。
 さらに言えばそこの白い人の所有物ですってミサカはミサカは頬を染めつつ爆弾発言をしてみる!」
 頬を染め、「きゃ、言っちゃったってミサカはミサカは照れてみたり!」ともじもじする。
以下略



32:第一章『交差する若者達』3-3/6[sage saga]
2011/06/18(土) 09:29:40.74 ID:cu4HEccu0

「あのその、御坂ちゃんと美琴ちゃん、どっちがいい?
 そこにいる美紗花ちゃんと区別付けるなら美琴ちゃんだけど……」
 とりあえず、一方通行の前を横切って、席を立って二人の少女に挨拶する上条。
「美紗花はミサカの偽名であって、ミサカの通称は打ち止めだよってミサカはミサカは説明してみる」
以下略



33:第一章『交差する若者達』3-4/6[sage saga]
2011/06/18(土) 09:31:31.35 ID:cu4HEccu0

 十字教において、雷とは、主が天罰を下す際にふるう力とされている。
 世界各地のローカル宗教……例えばインドのヒンドゥー教やギリシャ神話、北欧神話などを見れば分かる通り、多神教の世界においても、雷を操るのは主神であることが多い。
 また、『神鳴り』という日本での別称から分かる通り、古代日本においても神が起こすものだと考えられていた。
 世界の各地で、雷は神そのものか、神のみが操る力だと考えられて来たのだ。
以下略



34:第一章『交差する若者達』3-5/6[sage saga]
2011/06/18(土) 09:32:57.48 ID:cu4HEccu0

『七人戦争』? と上条がたずねる前に、

「とりあえずそんなことはおいといてお子様ランチが食べたいってミサカはミサカは主張してみる!」
「あァ? どうせやっぱり足りないっつってパフェ食うつもりなンだろ? パフェは禁止だ」
以下略



35:第一章『交差する若者達』3-6/6[sage saga]
2011/06/18(土) 09:34:34.04 ID:cu4HEccu0

 約十年ぶりとなる日本でのコメに感動する上条に、先ほどとは逆に、一方通行が質問をぶつける。

「オマエ、学園都市に来てまだ一日くらいしか経ってねェのか?」
「え、なんでそのことを」
以下略



36:第一章『交差する若者達』4-1/3[sage saga]
2011/06/18(土) 09:37:10.41 ID:cu4HEccu0

「上条さん的にはトワイニングのセイロンオレンジペコかレディグレイがビンゴなのですが売ってるかな売ってたー! あれ、プリンス・オブ・ウェールズ? なにこれこんなの初めて見たけどなんか美味しそう! つーかスコーンはどこ? 紅茶だけ売ってスコーンなしとかそんなことあるの!? ねえねえ店員さーん!!」

 海外から輸入した食料品――コーヒー豆だのパスタだのドリンクだのお菓子だのが所狭しと並べられた店に、そんな英国語の絶叫が響き渡った。

以下略



37:第一章『交差する若者達』4-2/3[sage saga]
2011/06/18(土) 09:39:42.12 ID:cu4HEccu0


 まあそんなこんなで二時間後。

 上条当麻は、両手に大量の袋を提げていた。
以下略



38:第一章『交差する若者達』4-2/3[sage saga]
2011/06/18(土) 09:41:09.64 ID:cu4HEccu0


 平穏な街並みが一転して、周囲に悲鳴が響き渡る。
 銃を構えたスキルアウトたちが銀行から飛び出していく。
 それを見て気分を害された一方通行は、大きな大きなため息をついた。
以下略



39:第一章『交差する若者達』5−1/5[sage saga]
2011/06/18(土) 09:42:45.41 ID:cu4HEccu0


 四月二日に、『風紀委員』に新しい人員が二人増えた。
 それ自体は、別に珍しいことでも何でもない。
『風紀委員』はその職務上、人員が入れ替わることは珍しくもなんともないからだ。
以下略



40:第一章『交差する若者達』5−2/5[sage saga]
2011/06/18(土) 09:44:34.98 ID:cu4HEccu0

「初春から連絡を受けてきてみれば……うへへへへぇぇぇっっ!! おっ姉っ様ぁっ! ちっちゃなお姉さまぁ! それにお兄様ぁっ!!」
「ちょ、黒子!? しまった、こういう時まっさき来るのはコイツだったぁっ!」

『風紀委員』の先輩、白井黒子だった。
以下略



41:第一章『交差する若者達』5−3/5[sage saga]
2011/06/18(土) 09:45:35.09 ID:cu4HEccu0



「上条ォォ!!」

以下略



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