過去ログ - 上条「学園都市? なんで俺がそんなところに?」
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序章『とある魔術の幻想殺し』 8/9
[sage saga]
2011/06/16(木) 18:40:38.59 ID:3M0E3iz30
「このインデックスという少女は、完全記憶能力を持っていてな。
一年に一度、記憶の消去を行わなければ、その記憶したものに脳を圧迫されて死んでしまうんだ。
普段だったら記憶を削除した後に仲間だと説得するんだが、今年はそれに失敗したらしくて、日本中を逃げ回っている。
今までの逃走ルートから考えて、どこかのタイミングで学園都市に潜入するんじゃないかって結論が出されたわけだ」
「で、俺の出番ってことか……」
以下略
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:
序章『とある魔術の幻想殺し』 9/9
[sage saga]
2011/06/16(木) 18:41:48.91 ID:3M0E3iz30
考えを前向きにするために、上条は明るい声で土御門に問いかける。
「出発はいつだ? たしか、日本だと入学式は四月頭だよな」
「入学式なら明日だぜい」
「あーそうか明日か。明日……あした?」
以下略
11
:
第一章『交差する若者達』1-1/2
[sage saga]
2011/06/16(木) 18:43:35.63 ID:3M0E3iz30
四月一〇日。
三月末から始まった『新入生』の迎え入れが、ようやく落ち着き始めた頃。
今日は、学園都市中の学校で入学式が執り行われる。
以下略
12
:
第一章『交差する若者達』1-2/2
[sage saga]
2011/06/16(木) 18:45:10.85 ID:3M0E3iz30
とある地下街にある、とある携帯電話のサービス店。
普段なら十時くらいに開く店なのだが、新規登録ラッシュのこの時期は、朝八時くらいから開いている。
その新規登録も、さすがに入学式当日の朝にはほとんどない。
どこか気の抜けたような店内の一角に、不穏な呟きが響く。
以下略
13
:
第一章『交差する若者達』2‐1/6
[sage saga]
2011/06/16(木) 18:47:50.43 ID:3M0E3iz30
半ば無理矢理契約させられた携帯電話は、上条の掌にすっぽりと収まるサイズで、そのくせ『カメラ』とか『お財布機能』とか『GPS』とか『テレビ』とか、様々な機能がぎっしり詰まっている。
正直言って、使いこなせる自信はない。
とりあえず、自分の体以外でイギリスからかろうじて持ってきた(というか首から下げてた)十字架をストラップ代わりに装着する。
以下略
14
:
第一章『交差する若者達』2‐2/6
[sage saga]
2011/06/16(木) 18:49:06.18 ID:3M0E3iz30
そこには、真っ白な髪に真っ赤な瞳の、学ランがこれでもかと言わんばかりに似合わない少年が座っていた。
以下略
15
:
第一章『交差する若者達』2‐3/6
[sage saga]
2011/06/16(木) 18:50:39.56 ID:3M0E3iz30
両足をどっかりと机の上に載せている様は、『話しかけたらブチ殺すぞコラ』という雰囲気を醸し出している。
黒板に張り出された座席表が正しければ、名前は『鈴科優生緒(スズシナユキオ)』。
(どこが優しく生きるだ殺し屋の顔だぞあれは!? さっそく行きます、不幸だー!)
以下略
16
:
第一章『交差する若者達』2‐4/6
[sage saga]
2011/06/16(木) 18:52:08.85 ID:3M0E3iz30
そこにいたのは、どこからどうみても小学生の少女だった。
「はいはーい、みなさんはじめましてー。このクラスの担任の月詠小萌です。
以下略
17
:
第一章『交差する若者達』2‐5/6
[sage saga]
2011/06/16(木) 18:53:38.26 ID:3M0E3iz30
上条は意を決して隣の席の鈴科くんに声をかける。
「え、あ、鈴科――でいいのか」
「そっちは偽名だ。普段は一方通行(アクセラレータ)って呼ばれてる。超能力者(レベル5)の第一位だ」
以下略
18
:
第一章『交差する若者達』2‐6/6
[sage saga]
2011/06/16(木) 18:54:54.44 ID:3M0E3iz30
「はァ……? ちょっと待てオマエ何やってンだ」
以下略
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