26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/25(月) 18:00:29.41 ID:f3T3l2o10
 ゆま、さやか、杏子の三人に挟まれて連行されるまま、ほむらはデパートのエスカレーターをのぼる。 
  
 「前回の世界じゃさぁアンタ、マミさんとや杏子と一緒に織莉子と戦ったんだって?」 
  
 さやかがほむらに話しかけてくる。 
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/25(月) 18:03:16.65 ID:f3T3l2o10
 8 
  
 カフェにはゆま一人だけが同行し、カフェの外でさやかが待機するという形になった。 
 三人まとめてほむらの時間停止魔法に巻き込まれることへの対策だかなんだか。 
  
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/25(月) 18:05:33.38 ID:f3T3l2o10
 9 
  
 さやかは同じデパート内で、公衆電話から事の次第を巴マミに話していた。 
  
 「あっ。マミさん?転校生ならいきました。あと荷物もいっしょです」 
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/25(月) 18:08:46.57 ID:f3T3l2o10
 自分の屋敷のガーデンで、美国織莉子は、ティーテーブルで紅茶を愉しんでいた。 
 テーブルの対面する席にはマミが座り、織莉子と一緒に紅茶の時間を過ごしている。 
  
 屋敷の壁際には、椅子に縛り付けられ放置されたまどかが、くやしそうに口を噤んで、 
 もぞもぞともがいていた。 
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/25(月) 18:10:42.30 ID:f3T3l2o10
 ところが、そうだというのに、同じティーテーブルで紅茶を飲んでいた巴マミが、 
 不満そうというか、浮かない顔をしていた。 
  
  
 せっかくこの美国織莉子が直々に、高い紅茶を入れてやったというのに。 
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/25(月) 18:13:18.84 ID:f3T3l2o10
 10 
  
 美樹さやかと同じ見滝原中学のクラスメート、志筑仁美は。 
 デパートをあとにし、駐車場に停めた自分のポルシェに乗り込もうとしているところだった。 
  
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/25(月) 18:14:16.48 ID:f3T3l2o10
 10.1 
  
 [今の状況図] 
  
 まどかを救う側       まどかを捕らえる側 
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/25(月) 18:14:56.13 ID:f3T3l2o10
 10.2 
  
 いえ…どの道まどかを殺す気でいることは分かっている。裏切りに気づかれる前にまどかを取り戻すしか 
 ……手がないのよ。私には……まどかが全てなの。 
  
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]
2011/07/25(月) 18:43:39.82 ID:s0Z6ArIAO
 乙 
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/25(月) 18:52:04.97 ID:fNalCZ44o
 乙 
 今日は休め 
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/25(月) 21:46:06.95 ID:wWKDbUkDO
 ゆまちゃん… 
 杏子に育てられたから口調が似ちゃったのかな? 
  
 幼女に口を縫い合わせられるなんて… 
  
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