過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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2011/08/10(水) 00:01:48.46 ID:25u0vCuc0
削板(油断も隙もねぇな!)
削板は改めて根性を入れ直す。しかし、削板にはそんな時間はなかった。
ビルを突き抜けながら吹き飛ばされたにもかかわらず、服が多少汚れ破け
額から血を流す程度の傷しか負っていない騎士団長が、削板の後方に居たからだ。
以下略
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2011/08/10(水) 00:03:54.55 ID:25u0vCuc0
削板(ちっ!姿が見えねぇけど……!)
削板はおそらく騎士団長がいるであろう方向に、すごいパンチを3回ほど放った。
しかし手応えは無かった。
仕方なくもう3発ほど放とうと拳を突き出す前に、何か固いものが、肩に直撃した。
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2011/08/10(水) 00:06:04.78 ID:25u0vCuc0
一方で削板は、ビルの壁にもたれかかっていた。
さすがの削板も、戦うどころか、立ち上がる気力さえなかった。
削板(俺は……とんだ根性無しだ……)
以下略
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2011/08/10(水) 00:07:53.31 ID:25u0vCuc0
削板(無茶苦茶な事ばっか言いやがって……でも……なんか元気でたっつうか)
削板(確かに、こいつらぐらいはどうにかしないと、いくらなんでも恰好つかねぇよなぁ!)
体は動く。動いてくれる。ヨロヨロとした動きで、削板は立ちあがった。
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2011/08/10(水) 00:10:03.61 ID:25u0vCuc0
エリザード「やるじゃないか。しかし、そのボロボロの体で私に勝てるかな?」
莫大な煙が立ち込める中で、立ち上がる1つの影に向かってエリザードはそう言った。
削板「関係ねぇよ婆さん。どうせ次の一撃で全て決まるんだから」
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2011/08/10(水) 00:11:08.47 ID:25u0vCuc0
アックア「カーテナ=セカンドの力が……消えた……!?」
フィアンマ「どうやら、あの騎士団長とエリザードを倒したみたいだな」
アックア「馬鹿な……そんなことが……有り得るのであるか……!?」
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2011/08/10(水) 00:13:50.57 ID:25u0vCuc0
フィアンア「何も驚く事は無いだろう。そんな霊装でも何でもないただの剣が
俺様の右腕で砕けないわけがない」
アックア「そう言えばおかしいのである。噂では、貴様は右腕を失ったと聞いた。
何故右腕が存在しているのであるか?そしてその右腕は
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2011/08/10(水) 00:15:34.92 ID:25u0vCuc0
ドンッ!と壮絶な音と共に、アックアが地面を蹴る。
一瞬でフィアンマではなく、既に意識不明で倒れている上条のもとへ肉迫し
そのメイスを振り下ろした。
バゴォォォ!とフィアンマの右手がメイスを掴んでいた。
以下略
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2011/08/10(水) 00:16:41.57 ID:25u0vCuc0
フィアンマ「これで再び武器を失った訳だが……まだやるか?」
アックア「当たり前なのである。まだ終わりではないのである!」
再びワイヤー、厳密に言うとミクロサイズのチューブを取りだした。
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2011/08/10(水) 00:18:22.17 ID:25u0vCuc0
フィアンマは上条を抱えながら、1km程飛んだところで地面に降り立った。
フィアンマ「お前……こいつを頼めるか?」
少女「はい!それはもう、私の愛する人の為なので!」
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2011/08/10(水) 00:19:51.04 ID:25u0vCuc0
ズザザ!と靴が地面に擦れる音。アックアだけが一方的に弾かれた。
フィアンマ「さすがに丈夫だな。俺様の一撃を耐えるとは。だが、次で壊れるぞ」
アックア「調子に……乗らないでほしいのである!」
以下略
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