139: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/05(金) 08:43:19.15 ID:4IO9WEvBo
番長に対しては初めからデレというくぎゅキャラには珍しいパターンだけど、
別に仲良くもない相手ならつっけんどんな態度をとってもおかしくないと思うんだ。くぎゅだし
でも元々内向的な性格だからちょっと違和感あるかな
透過する
140: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/05(金) 08:44:46.24 ID:4IO9WEvBo
「勢いとは言え、やっちまった……」
またやらかした。桐条グループの時と言い、なンだか墓穴掘る事が多い。と一方通行は思う。
学園都市第一位が誰の許可も無しにテレビの前に出るとは、色々と問題が出そうな気がする。
141: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/05(金) 08:45:56.26 ID:4IO9WEvBo
「今日はぁ、ちょーのーりょくについて教えてくれる野良のーりょくしゃの方に来てもらっちゃっいましたぁ!」
「どォもー、鈴科でェす。光学迷彩で姿消せまァす」
「それじゃあ早速ですがぁ、ちょーのーりょく見せてほしいなあ!」
142: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/05(金) 08:47:04.51 ID:4IO9WEvBo
何やら久慈川りせ率いるアンチスキルの部隊は学園都市各地を回り、
色んな能力者を見て行こう!みたいな事をしているらしい。
と言うのも、アンチスキル本来の任務は基本交通整理であるから(秘密裏に色々と処理はしているが)、
アイドルの交通整理映像など誰得だと言う事で見回りがてら色んな能力者を見てみようと言うのが目的なのである。
143: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/05(金) 08:49:02.43 ID:4IO9WEvBo
・・・
「諸君。聞いているか?
今日は、良い天気だ。今日は、非常に恵まれた天候だ。
諸君。聞いているか?
144: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/05(金) 08:50:08.96 ID:4IO9WEvBo
先頭に上条を据え、彼が仁王立ちするとその背後に横一列。
グラウンドには、ザザッ!と足並みをそろえる音が鳴り響いた。
まるでこれから国賓を相手にするかのような、丁寧で威厳を持たせた軍隊の様である。
もしくは、戦国時代で言う合戦が始まる一歩手前の兵団の様でもある。
145: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/05(金) 08:50:53.31 ID:4IO9WEvBo
自分達を馬鹿にするのは構わない。
負け犬根性、と言う訳ではないが無能力者が多く集まり、
高位能力者の少ない上条達の学校は、その地位自体があまり高くない。
146: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/05(金) 08:51:43.75 ID:4IO9WEvBo
棒倒し、と言う事ですべき任務は二つ。
殲滅と、敵方の棒を倒す事。
……ではなく棒を倒す側と棒を倒させない側の二種類。
『能力』の有無でハンデを背負っている彼らは、防御に回っている余裕はない。
147: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/05(金) 08:52:52.92 ID:4IO9WEvBo
炎、氷、雷、水、風、土、その他諸々、あらゆる物体・物質が兵達を飲み込んで行く。
そんな学園都市内でも滅多に見られない、多数の能力のぶつかり合いに観客は沸いた。
しかし、戦禍の渦中にいる上条達は笑い事ではない。
何せこの能力の嵐の中だ。少しでも気を抜いたら、それだけで意識を刈り落とされるはずだ。
148: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/05(金) 08:53:39.33 ID:4IO9WEvBo
・・・
「……」
(なにやってンだよ、上条の野郎は……)
149: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/05(金) 08:54:31.66 ID:4IO9WEvBo
「あのレベルで能力の撃ちあいをするのは滅多にねェからなァ。俺でも割と驚いてる。
普段、無能力者があそこまで能力者に真っ向から向かって行く事ってあまり見ねェからなァ。
何が有ったかはしらねェが」
本当に何が有ったのか。後で上条に聞きに行こうと思う一方通行。
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