552: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:20:55.93 ID:7T4Cw5wio
最初は、上条当麻と影は基本的に殴り合いの肉弾戦を行っていた。
たまに上条が隙をついてオケアノスによる攻撃も放ってはいたが。
つまり、影は上条ともう一つ、オケアノスによる攻撃も視野に入れて立ち回らねばならない。
そんな中で上条は影に大きな隙を作り、オケアノスによる強力な一撃を入れたかに見えた。
553: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:22:32.96 ID:7T4Cw5wio
影は笑いながら、上条が右のこめかみに召喚器を
突きつけているのに対して、左のこめかみに向かってハイキックを放つ。
対する上条は思わずそれを回避するために
首を下に曲げることで、辛くも影の足を避ける事に成功した。
554: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:23:54.37 ID:7T4Cw5wio
「〜〜〜ッ!!!」
555: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:26:34.96 ID:7T4Cw5wio
(痛え……くっそ、動くたびにズキズキしやがる……)
しかし、ここで違和感が上条の脳裏をよぎった。
(何で、痛いんだ?)
556: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:27:22.94 ID:7T4Cw5wio
「やっと気付いたか……この場での戦い方ってのによ」
あっちでもそれが出来れば上等なのだが、
凝り固まった常識と言う物は中々覆す事は出来ない。
557: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:27:58.96 ID:7T4Cw5wio
「わざわざ待っててくれるとか、ありがとな」
「悪役は正義の味方の準備が整うのを待つもんだろ?」
558: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:28:28.18 ID:7T4Cw5wio
再び、異能と異能がぶつかり合う。
今度は互いに隙は無い。
559: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:30:12.38 ID:7T4Cw5wio
・・・
紫電と氷塊がぶつかり合い、氷塊に遮られた電は四方八方へ霧散していき、
電撃を受けた氷塊は粉々に砕け散っていく。
560: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:31:13.22 ID:7T4Cw5wio
「おしえ……ねぇっ!!」
「うおっ!?……だけどさ、『死』と向き合って、『死』を体感して、分かったんだ」
影の放った右ストレート、それをスウェーバックで衝撃を和らげると、
561: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/13(火) 19:32:40.22 ID:7T4Cw5wio
その言葉を聞いた上条は鬼の首を取ったかのような顔をすると、
「今、認めたな?お前=俺だって認めたな?」
「あっ」
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