2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/06(土) 21:30:43.73 ID:3DYnwWy5o
「弱さを胸に」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/06(土) 21:31:46.32 ID:3DYnwWy5o
大臣邸
王女「えいっ、やっ!」
女「はっ!とおっ!」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/06(土) 21:33:56.00 ID:3DYnwWy5o
侍女「お疲れ様です」
控えていた侍女が、タオルと飲み物を差し出す。王女と女は武具を置き、それを手に取った
よく冷えた飲み物が、2人の体の火照りを冷ましていく
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/06(土) 21:37:16.44 ID:3DYnwWy5o
侍女「相変わらずの重い一撃ですね。いまだに手が痺れています」
女「侍女はなかなか攻撃に転じさせてくれないから、たまの打ち込みには普段より力が入るんだよ」
模擬戦後の、ティータイム。今の戦闘を批評しながら、紅茶とクッキーを楽しむ
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/06(土) 21:41:05.20 ID:3DYnwWy5o
女「でも、侍女の戦闘の組み立てはさすがに上手だよ。見習わないと」
侍女も押されっぱなしであったわけではない。いや、むしろ攻めていた時間は侍女の方が長い
侍女「最大の防御は攻撃ですからね」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/08/06(土) 21:41:48.94 ID:JlYVMvgzo
ワクテカ
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/06(土) 21:42:42.05 ID:3DYnwWy5o
ミスッた。ごめん、4と5の間にこれ
女は、大臣の一人娘で、幼いころから王女の友達役として育ってきた
侍女はその世話係として仕えている。王女は王位継承権一位であり、将来この帝国の王となるべき人物であった
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/06(土) 21:46:42.52 ID:3DYnwWy5o
>>6の続き
王女「確かに、女の一撃は重すぎですわ」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/06(土) 21:50:37.78 ID:3DYnwWy5o
侍女「ああ、暗器ですね。ええ、最近ようやく慣れてきました」
女「やっぱり侍女って器用だよね」
王女「ですわ。技の侍女、ですね」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/06(土) 21:52:57.75 ID:3DYnwWy5o
騒がしい声で、女は目を覚ました。傍らの時計を見ると、まだ深夜だ
再び寝ようとしたが、どうも声が気になる。女は服を着替え、見に行こうと、ベッドから出た。その時だった
侍女「女様!起きてください!」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/06(土) 21:56:31.94 ID:3DYnwWy5o
侍女「お急ぎください」
廊下を走る。血の匂いが流れてくる。王女は無事だろうか。心が痛む
女「ごめんね、先に行く!」
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