過去ログ - 鹿目まどかと魔法少女
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8: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 00:56:23.05 ID:BFRrGUMm0
現在、まどかとさやかはCD屋に向かっている。
歩きながら、他愛のない話を続けていたが、突然さやかが話題を変える。

「まどか、さっき、あたしと仁美に気をつかったでしょ?」

以下略



9: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 00:57:09.45 ID:BFRrGUMm0
「いやー、ゴメンゴメン。やりすぎちゃったね」

「ひどいよぅ」

「冗談はさておき、まどか、悩みごとならいつでも相談にのるよ?」
以下略



10: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 00:59:27.92 ID:BFRrGUMm0
そんなコントのようなことを繰り返しているうちに、二人はCD屋の前に来ていた。
早速、さやかはお目当ての曲を探す作業に取り掛かる。
まどかは適当な新譜を見つけて、試聴している。

――助けて。助けて、まどか。
以下略



11: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:00:17.05 ID:BFRrGUMm0
「まどか、こっち!」

「くっ……」

「さやかちゃん!」
以下略



12: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:01:21.61 ID:BFRrGUMm0
「や、やだ。何かいる」

「冗談だよね? ねえ、嘘って言ってよ。ねえ、まどか!」

ひげをはやした毛玉のような生き物が、わらわらと出てきて、二人を取り囲む。
以下略



13: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:03:25.40 ID:BFRrGUMm0
華麗なステップを踏み、漫画やアニメのキャラクターのような衣装に身を包む。
呆気にとられる二人に説明することなく、今度は数多のマスケット銃を瞬時に召喚する。
彼女の掛け声でマスケット銃が一斉掃射されると、不気味な生き物の頭上には光の雨が降り注いでいた。
三人の少女だけがこの場に残ると、次第に異様な空間が元の風景に戻り始める。

以下略



14: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:05:51.56 ID:BFRrGUMm0
「魔女は逃げてしまったわ。あなたに譲ってあげるから、すぐに追いかけなさい」

「どうして、あなたがここに……? 私はそこの二人に用があるのよ」

「飲み込みが悪いのね。見逃してあげるって意味よ。
以下略



15: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:07:11.15 ID:BFRrGUMm0
「私は巴マミ。あなたがキュゥべえを助けてくれたのね、ありがとう。その子は私の大切な友達なの」

「私、まどか……鹿目まどかです。あの、私こそ、ありがとうございます。
 それと、ごめんなさい。助けてもらったのに、お礼まだ言ってなくて」

以下略



16: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:07:57.58 ID:BFRrGUMm0
「僕と契約して、魔法少女になってよ!」

「魔法少女? 契約って?」

「そうね。ある程度の説明は必要だと思うから、二人とも私の家に来てもらえないかしら」
以下略



17: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:09:32.67 ID:BFRrGUMm0
おしゃべりしながら歩き続けてしばらく、少女たちはマミの住むマンションにたどり着いた。

「一人暮らしだから遠慮なくどうぞ」

「お邪魔しまーす」
以下略



18: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:11:07.19 ID:BFRrGUMm0
部屋の寂しい印象をどこかへやるように、楽しそうな、明るい声でマミは言う。

「すぐに、おもてなしを用意するわね。
 だから準備ができるまで、くつろいで待っててもらえないかしら」

以下略



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