過去ログ - 唯「ひめゆり」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:01:09.75 ID:xA3bNg18o

―――四月上旬、ついに沖縄本島においても地上戦が本格化。

嘉数高地などを中心として激戦が繰り広げられる。

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:04:29.70 ID:xA3bNg18o


―――そして、四月中旬、下旬と時が経ち、負傷兵が増えるにつれて、状況はどんどん悪くなります。


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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:05:55.45 ID:xA3bNg18o


………壕内のあちこちから響く、負傷兵のうめき声。

手のもげた人、足のちぎれた人、火炎放射で全身火傷の人もいます。
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:08:01.18 ID:xA3bNg18o

私たちは、そんな阿鼻叫喚の中で働いていたのです。


 『飯はまだか!早くしてくれ!腹が減ってんだ!』
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:10:23.72 ID:xA3bNg18o

 『水が欲しい!水くれぇ!』


りっちゃんが、発熱患者の頭を冷やすタオルのための泥水を運んでいると、
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:13:29.35 ID:xA3bNg18o

絶えず響く、負傷兵の呻吟、煩悶、怒号、罵声。

また、気の触れた脳症患者はうわごとを繰り返し、ケガの痛みも忘れてあちこち暴れ回ります。

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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:16:51.56 ID:xA3bNg18o

その少し後ろに、憂と純ちゃんの姿がありました。


 「梓ちゃん!どいてっっ!」
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:19:51.03 ID:xA3bNg18o

夜になっても病院壕の中では、負傷兵のうめき声と悪臭が耐えませんが、砲爆撃が途絶えるひとときがあります。

しかし、そうすると別の音が聞こえてくるのでした。

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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:21:46.88 ID:xA3bNg18o

―――そして五月



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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:24:30.78 ID:xA3bNg18o

もうだいぶ前に、三角兵舎の手術室は砲爆撃で破壊され、壕の通路で手術をしています。


今回の照明係はりっちゃんです。
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 00:26:40.07 ID:xA3bNg18o

 『我慢せい貴様ッッ!!それでも帝国軍人か!!動くんじゃない!!おい、鉗子よこせ!』

 「はい!鉗子っ!」

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