232:1[saga]
2011/10/30(日) 12:16:07.17 ID:vrMS+f+W0
*
ほむらは夢を見ていた。
233:1[saga]
2011/10/30(日) 12:16:52.32 ID:vrMS+f+W0
*
「……らちゃん、起きて。ほむらちゃん」
234:1[saga]
2011/10/30(日) 12:17:31.23 ID:vrMS+f+W0
まどかが立ち上がる。
「そろそろ行こっか。早くしないと先生が来ちゃうよ」
235:1[saga]
2011/10/30(日) 12:19:09.43 ID:vrMS+f+W0
その日の授業が終わり、放課後になった。
「ほむらちゃ〜〜ん! 早く行こうよ!」
236:1[saga]
2011/10/30(日) 12:20:05.57 ID:vrMS+f+W0
「それなら、あっちの公園とかどうかしら。茂みがけっこう深いから、奥に入ってしまえば誰からも見られる心配は無いわ」
「茂み? うーん……。私としては、辺りに何も無い、開けた所がいいな」
237:1[saga]
2011/10/30(日) 12:21:06.34 ID:vrMS+f+W0
238:1[saga]
2011/10/30(日) 12:21:35.61 ID:vrMS+f+W0
「…………え?」
数秒ほど、ほむらは、まどかの言葉を理解するのが遅れた。
全身から汗が吹き出る。
239:1[saga]
2011/10/30(日) 12:22:25.13 ID:vrMS+f+W0
まどかは、そんなほむらの様子に気づくことなく、明るく楽しそうに喋る。
「ううん、冗談なんかじゃないよ。ほら、これが私のソウルジェム。
あっ! これを見せたいもの、ってことにすればよかったね。てへへ」
240:1[saga]
2011/10/30(日) 12:23:50.03 ID:vrMS+f+W0
不意に、ほむらの脳裏に、この時間軸での出来事がフラッシュバックされる。
魔女の結界を使った、呉キリカと美国織莉子の襲撃のこと。
杏子とゆまが助けに来てくれたこと。
241:1[saga]
2011/10/30(日) 12:27:10.06 ID:vrMS+f+W0
今回はここまでです。
ではまた。
242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]
2011/10/30(日) 12:38:49.57 ID:Z5O/GB/AO
おいおい……
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