256:1[saga]
2011/11/13(日) 09:48:00.83 ID:H8PIVQQB0
「そういや、何で急に契約する気になったのさ」
疑問に思ったときには既に、口から言葉が出ていた。
257:1[saga]
2011/11/13(日) 09:49:10.65 ID:H8PIVQQB0
*
「ああぁあああぁあああぁぁあぁぁああ!!」
258:1[saga]
2011/11/13(日) 09:50:07.17 ID:H8PIVQQB0
まどかの顔が苦痛で歪む。
「ねえ何で?! 何でなの?!! 私のことがそんなに嫌いなの?!! ねえ、黙ってないで答えてよ!!」
259:1[saga]
2011/11/13(日) 09:51:05.99 ID:H8PIVQQB0
「お願い……まどかの手で、私のソウルジェムを壊して……私、もう、耐えられないよぅ……」
ほむらは涙声でそう言った。
まどかは、どうしたらいいのか分からず、動けなかった。
260:1[saga]
2011/11/13(日) 09:52:04.17 ID:H8PIVQQB0
「暁美さん!! 貴女、一体何をしているの!!」
ほむらは、突如現れたマミによって、リボンで拘束されていた。
特に腕が重点的にリボンで巻かれており、銃は地面へ向けられていた。
261:1[saga]
2011/11/13(日) 09:53:11.48 ID:H8PIVQQB0
「……うん……」
まどかは小さく答えた。
262:1[saga]
2011/11/13(日) 09:54:03.90 ID:H8PIVQQB0
「……ほむらをこのまま此処で寝かせておくのはマズくないですか?」
「そうねぇ……。とりあえず、暁美さんのアパートまで運んで、中で寝かせましょ。
美樹さんはさっき蹴っ飛ばしたソウルジェムを取ってきてもらえるかしら。
263:1[saga]
2011/11/13(日) 09:55:04.40 ID:H8PIVQQB0
「ごめんなさい。正直、楽観視しすぎていたわ。
まさか暁美さんがここまで取り乱すとは思わなくって……」
「いえ、マミさんは悪くないですよ。
264:1[saga]
2011/11/13(日) 09:56:04.24 ID:H8PIVQQB0
「相変わらず、殺風景な部屋ね」
部屋の家具といえるものは、中央に鎮座するちゃぶ台のみだった。
布団はすぐに見つかった。部屋の隅に畳まれてあった。
265:1[saga]
2011/11/13(日) 09:57:05.66 ID:H8PIVQQB0
「ちょっと失礼……」
マミはほむらの脈を測ろうと、手首に手を伸ばす。
その時、
266:1[saga]
2011/11/13(日) 09:58:04.25 ID:H8PIVQQB0
さやかの非難の言葉も意に介さず、ほむらはまどかの姿を見るや、まどかの肩をつかむ。
「ま、ま、まどか、そ、その、け、け、け、けい、けいや、-----」
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